湿度センサー付きの換気扇はエライ。土間の湿気が取れました

1年前の写真です
以前、我が家の土間の三和土(たたき)が、湿気を吸って黒ずんでしまったと書きました。
三和土の表面は触ると湿り気を感じるほどで、やがて土間に接した木枠にまで湿気が上り始めました。

放置しておくと床下が汗を掻いたように濡れ、家が傷む原因になります。
そこで昨年9月中旬、大工さんに換気口と小型の換気扇を取り付けてもらいました。


換気扇は、床下の湿度をセンサーが自動検知して電源をオンオフするタイプで、あらかじめ設定した湿度を超えると自動的に上蓋が開いて、カラカラ回転を始めます。湿度が下がると自動停止し、上蓋が閉まる仕組みです。

取り付け2週間目で、黒ずみが少し減って土間が乾いてきた印象がありました。
その後も換気扇の自動運転スイッチをずっと入れっ放しにして、必要に応じて床下の強制換気を続けてきました。

現在の土間。ずいぶん表面が白くなりました
あれから1年。今年も湿度の高い日々が続いていますが、ご覧のとおり、三和土の表面はカラッと乾いています。土砂降り雨が続いても、じっとり湿るようなことはなく、いい塩梅にひんやり乾いた状態を維持しています。
やっと土間一帯の空気の対流が健全になったようです。
古民家のリフォームは時間をかけてトライ&エラーしなくてはいけないんですね。



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