実りの秋の小さな木の実たち

 秋が深まり、庭の草花も多くは枯れてしまいました。

 でも、ちょっと目を凝らすと草木の間に小さな木の実が鮮やかな実りの色を輝かせているのに気がつきます。

 写真はムラサキシキブ(左)とイチイ(右)の実。秋の日差しを受けてきらきら光っています。おいしそうですが、残念ながら人間には食べられません。

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 特にイチイの種にはタキシンという有毒なアルカロイドが含まれているそうで、誤って飲み込むと危険なのだとか。実には毒がなく、甘くておいしいので残念です。

 イチイの実はヤマゲラの好物で、毎日、つがいのヤマゲラがせっせとついばみにやってきます。冬に向かって栄養をつけているのでしょう。

 ムラサキシキブやイチイの実が雪化粧するのも、もうすぐです。


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今年最後の紅葉です

 1週間ほど前、初雪が降りました。すぐに溶けてなくなりましたが、いよいよ秋もお終いです。

 風が吹くたびに落ち葉が空を舞っています。ほとんどの木々が葉を落としたのに、若いカエデの木が1本だけ、真っ赤に色づいた葉を死守して健気に青空を仰いでいます。

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 このカエデの葉がすべて落ちると、我が家にも冬がやってきます。

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いろいろ考えたけど電波時計にしました

 古民家に似合う時計といったら、柱時計でしょう。大黒柱でボ~ン、ボ~ンと時を告げる柱時計には、まさに古民家の“時の番人”といった風格があります。

 我が家も引っ越し直後から、様子のいい柱時計を探して町の時計屋さんを探し歩きました。

 ところがです。近頃の時計屋さんには柱時計があんまり置いてないんですね。

 ちょっと前まで、時計屋さんの店内を覗くと、文字盤に「SEIKO」とか書いてある古風な柱時計がかならず何台が下がっていたような記憶があります。でも、現代の時計店にあるのは洋風の電波時計ばかり。純和風の柱時計なんて全然、流行らないらしいんです。

 そこで楽天やヤフオクで探してみました。キーワードは「和風 柱時計」。やっぱりあるところにはあるものです。新品から骨董品まで、多種多様な柱時計が見つかりました。

 つい嬉しくなって、ゼンマイ式のボンボン時計(もちろん木製フレームのやつ)を購入しようとしたら、家族から待ったがかかりました。

「ゼンマイ式って、定期的に巻かなければ止まっちゃうんでしょ?そんなの面倒くさいよ」

「30分とか1時間ごとにボ~ン、ボ~ンって時を告げるんでしょ?夜、怖くてトイレに行けないじゃないの!

 う~む。たしかに時計のネジ巻きなんてことを習慣づけるのはもはや無理な気がしますし、薄暗くて天井がバカ高い太古住宅で、夜中、時計が鳴ったら正直、薄気味悪いことこの上ありません。

 さて、どうしようかナと困っていたら、悩みをすっきり解決してくれる凄いアイテムに出会いました。

アンティーク風八角柱時計 電波の古時計」という商品です。

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 ボディにオーク材を使った八角形の柱時計で、文字盤が日焼けしたような淡黄色のグラデーションに塗装してあったり、振り子の手前のガラスに昔風のモダンな横文字が入っていたりと、かなりアンティークな装いに徹しています。

 電波時計ですからネジを巻く必要はないですし、狂いも生じません。販売しているネットショップのページには「こちらの商品は、音は鳴りません」とあるので、時を告げる恐れもなさそうです。

 しかも、新品にもかかわらず販売価格は1万円前後。ネットショップで一般的な柱時計の相場を調べると、新品で3万円以上、中古でも1万円以上。中には数十万円のビンテージ物もあったりします。

 私は楽天市場で探して、この時計を6000円弱で手に入れました。たしかにページに書いてあるとおり、時を告げる機能は付いていません。

 届いた八角時計をさっそく土間に面した大黒柱に吊るしてみました。

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 まず最初に裏を返して電池を入れるのですが、不思議なことに電池ボックスが2箇所に付いています。なんでだろう?と思いながらそれぞれに乾電池をセット。表に返して動き出した時計を眺めた瞬間、理由がわかりました。

 単三電池3本は電波時計を動かすための動力、残りの1本は振り子を振るためのバッテリーだったんですね。

 つまり、振り子は“見せかけ”。実際、電池をセットしたてだと活力があり過ぎて、振り子が妙にブンブン速く動くのがご愛嬌でした。

 しかし、大黒柱に吊るしてみると、そんな時計の“裏事情”はまったくわかりません。振り子が動き出すと、いっぱしの柱時計に見えます。いかにも古時計然として、その場の雰囲気に一気に溶け込んでくれたのでした。

 あれから2年。電池を一度交換しましたが、今日も正確無比に時を刻んでいます。振り子の振れ具合も電池が適度に減って、ほどよくなってきた感じです。

 現代の古民家にベストフィットの時計だと思います。

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河原に熱湯がブクブクブク…秘湯・湯俣温泉は最高です!

 安曇野からクルマでおよそ1時間の山の中に、七倉ダムという東電のダムがあります。その先、一般車は通行止めなのでここでクルマを乗り捨てて、地元のタクシー会社が運行する専用タクシーを拾ってさらに奥を目ざすと、やがて高瀬ダムに突き当たります。

 高瀬ダムはかの有名な黒部ダムの隣にあるロックフィルダムで、岩を176メートルの高さまで積み重ねて水をせき止めています。真下に立って見上げると、その威容に目がくらくらしてきます。なんでも発電量では黒部ダムを凌ぐ東電屈指の水力発電所を擁しているのだとか。

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高瀬ダム。高さ176メートルだそうです

 ダムの上流にはエメラルド色の人工湖が広がり、湖畔に沿って遊歩道が整備されています。遊歩道を1時間半ほど歩くと森に突き当たります。ここから徒歩でさらに1時間あまり入ったところに、秘湯「湯俣温泉」があります。

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人工湖に映る北アルプスの山々

 「湯俣」とは“湯の股”の意味で、水俣川と湯俣川というふたつの川が合流する河原に硫黄泉がブクブクと湧いています。

 10月初旬に訪ねてみました。手入れの行き届いた森の中の一本道を川の流れに沿って歩いて行くと、やがてツーンと硫黄の臭いがしてきます。

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マリンブルーの川

 川の水が鮮やかなマリンブルーに変わり、岩だらけの河川敷の向こうに山小屋がポツンと1軒、見えてきます。「湯俣温泉 晴嵐荘」です。

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河原に建っているのが清嵐荘です

 ここは、かの有名な槍ヶ岳北面や野口五郎岳へ登山する人にとってのベースキャンプ。重装備の山男や山オバサンが1泊9000円(2食付き)を払って宿泊します。最近は、若い山ガールの姿もちらほら見られるようです。

 温泉は、晴嵐荘の内湯(日帰り料金は500円)がおすすめですが、清嵐荘からさらに川沿いを20分ほど登ると、湯気がもうもうと立ち上る河原に出ます。川の周辺や川底から90度近い熱湯がブクブク音を立てて湧いているんです。

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源泉はこの河原

 河原の石を拾い集めて即席の湯船を作り、水着姿で露天風呂を楽しんでいる人たちもいますが、温泉と流水をほどよい具合に混ぜるのが難しくて、うっかりすると火傷を負ってしまいそうです。

 私たちは全身浴を諦め、足湯にしました。切り立った山間にのぞくアルプスの山々を眺めながら川の流れに浸す足湯は絶品です。

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足湯が最高です

 対岸に直径2メートルぐらいありそうな奇岩が見えます。キューピーちゃんの頭のような格好をしていて、てっぺんから湯が滴り、周囲にはものすごい量の湯気が立ち上っています。

 これは「噴湯丘」といわれる湯の花の堆積物でできた岩で、史跡名勝天然記念物に指定されているそうです。文化庁のデータベースによると、正式名称は「高瀬渓谷の噴湯丘と球状石灰石」といいます。

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正面のおっぱいみたいなのが「噴湯丘」です

 鼻を刺すような硫黄の臭いと温泉の湯気に川のせせらぎが重なって、なんとも異様な大自然の光景です。

 たっぷり足湯を楽しんでから、今度は晴嵐荘の内湯に入りました。

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晴嵐荘。500円で日帰り温泉も可

 こちらは男湯・女湯に分かれていますが、脱衣所も簡素なら洗い場も殺風景。どこかのお宅のお風呂を借りているような印象です。

 しかし、素晴らしいのは一にも二にも泉質です。マリンブルーの湯船に足を差し入れた瞬間から、揉み込まれるような適度な刺激と滑らかな感触に包まれてしまいます。


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マリンブルーの湯船

 成分表によると水温は54.9度ですが、河原から引き込む間に適度に下がり、40度あまりの絶妙な温度になっているようです。

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成分表。なんだかおっかない病気に効くようです

 このお湯に入るためにだけでも、片道3時間近くを歩く価値はあると思います。ただし朝一番に高瀬ダムに到着する覚悟じゃないと、日帰りは無理。根性なしの私たちは登山客に混じって山小屋に一泊し、何度も温泉に浸かりました。

 トレッキング好きの方には、おすすめの超穴場ですよ!


【湯俣温泉】(営業期間は7月上旬~10月上旬)


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古民家の寒さと『源氏物語絵巻』の深い関係!?

 今年もまた、朝晩にそぞろ寒さを感じる季節になりました。

 「芯から冷える」という言葉がありますが、我が家はまさに“そのクチ”で、これからの時期、ほとんど嫌がらせなんじゃないかと思えるほど冷え冷えとしてきます。

 以前、「なぜ昔の人は『冬、暖かい家』を造らなかったのだろう?」という項にも書いたように、私たちのご先祖様は、どうしてまた、ことさら冬に寒い構造の家を建てたりしたのでしょうか。解けないギモンです。

 ところが、先日、民俗学者・宮本常一の『塩の道』という本を読んでいたら、その答えといいましょうか、ヒントになる一節が見つかったので、ちょっとご紹介しておきたいと思います。

 宮本さんによると、私たちの祖先は南方からはるばるやってきて、日本列島に定住したのだそうです。

 その際、南国の開放的な住まいをそのまま北国である日本に持ち込んだというわけです。

 開放的な住まいを日本で実践しようと思うと、ずいぶん寒かったのではないか、そしてそれを思わせてくれるのが『源氏物語絵巻』だというのです。

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『源氏物語絵巻』を見ていきますと、あのじつに華やかに描かれているその絵の中で、男も女もじつにみごとな着ぶくれをしています。あれは寒かったら着ぶくれしているのです。寒くなかったらあんな着ぶくれはしない。こんどはみなさん方はその着ぶくれをしたのが美しいというのです。そういう目に馴らされてしまっているということです。

 あの当時、寒さを防ぐために何があっただろうということになると、絵巻で見るかぎり御簾(みす)を垂らしています。御簾の裏側へもっていって壁代(かべしろ)という、布を垂らしています。これくらいで寒さを防いでいるのです。そういう中で人が生きていこうとしたら、これは着ぶくれしなければどうしようもなかっただろうということはわかります。(宮本常一『塩の道』III 暮らしの形と美(講談社学術文庫)



 そのうえで、宮本さんは平安の文化を「貴族が寒さに耐えた文化であった」といって差し支えないだろうと書いています。

 なるほど! 日本の伝統家屋の寒さは、南の島の「高床式」を、気候を無視してそのまま北の大地に持ち込んだために生じたというわけなのですね。

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我が家の床下。たしかに「高床式」です

 光源氏や葵上や紫の上や花散里が雅(みやび)な重ね着をしている本当の理由は、美の追求なんかじゃなくて、ただもう寒さをしのぐための“着ぶくれ”だったというのです。

 我が家でも真冬には何枚も家の中で重ね着をして生活しています。幸いヒートテックのような21世紀のテクノロジーのおかげで、重ね着してもブクブクにはなりませんが。

 要は自分たちを平安貴族の末裔と思えばいいだけの話なのですね。

 …ま、そう思うと、冬の寒さに立ち向かうほんの少しの勇気が湧いてくるような気も、しないではありません。

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所変わればチワワも変わる?

 安曇野の山あいの家々では、1軒に1頭の犬がいます。犬を飼っていないお宅のほうが珍しいでしょう。

 たいていは玄関先に置いた犬小屋に繋がれていて、お父さん、お母さんが野良仕事に出かける時に一緒に連れて行ってもらうようです。

 柴犬などの中型犬や、もっと大きな犬がほとんどですが、我が家の場合はなんとチワワ! 私たちと一緒に都会から引っ越してきました。

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 まさかチワワを外に繋いでおくわけにもいかず、以前と同じように室内で飼っています。

 ただ、都会のせせこましい環境から大自然の懐へ飛び込んだのがよほど嬉しかったらしく、犬としての野生が一挙にめざめたようです。

 引っ越す前は、玄関のベルが鳴ってもソファに蹲ったまま、黙ってそっぽを向いていたのに、今は玄関先に人の気配を感じるとサッと起き上がり、土間に向かって駆け出します。

 玄関の扉の前に人影が近づくと、一声、「ワン!」と吠えて知らせるようになりました。

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縁側でも番犬ぶっています

 夜分、屋外にキツネやタヌキ、サルなどの獣の気配がすると、ムクムクと起き出して警戒します。ほとんど同時にご近所の犬たちも一斉に吠え出すので、「あ、また獣がやって来ているな」とわかります。

 所変わればチワワも番犬の端くれぐらいにはなるんですね。

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ついに発見!木製梯子が手に入りました

 元は土間だった東側の一角に、バスルームとトイレ、キッチンを造作したのは一昨年のことでした。水まわりがない家だったので、購入直後に工務店にお願いして新設してもらったのです。

 このリフォームの結果、バス、トイレ、キッチンの上に六畳分ほどのロフトが誕生しました。

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風呂場の上にできたロフト

 大工さんは「人が上に乗って飛び跳ねても大丈夫なぐらい頑丈に作っておいたから、物置にでも使ったら」と勧めてくれたのですが、あいにく足掛かりがありません。

 たしかに果実酒や味噌などを保存しておくのにはもってこいのスペースです。このまま放っておく手はないな、と思って、脚立に乗って手が届く範囲に梅酒のビンやらジャムなどをちょこちょこと置いて使っていました。

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手が届く範囲に保存食など置いて使っていました

 一方で、梯子探しも始めました。ホームセンターに行くといろんな種類のアルミ製の梯子が置いてありますが、古民家の室内に設置するにはちょっと場違いな感じです。

 昔ながらなの木製の梯子はないかな、と探してみましたが、これがないんですね。ホームセンターはもとより、リアルな店舗で木製梯子を置いているところなど、今日び、どこにもありゃしません。

 こんなときはネットショッピングです。楽天、ヤフーショッピングなど、めぼしいECショッピングモールはもちろん、地方の特産品扱う商工会議所主宰の小さなECモールまで探して回りました。

 しかし、ちょうどいい長さのものがなかなか見つかりません。まれに出品されていても、5万円、10万円とひどく高価なんです。

 そこで新品は諦め、ヤフオクに絞って手頃な木製梯子が出品されるのを気長に待つことにしました。

 以来1年半。先日、とうとう出たんですね。様子のいい古梯子が。

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古い木製梯子はしご 階段古民家建具建築材料

■古民家で使用されていた横幅の狭い木製梯子になります。
経年の汚れ、傷、欠け、割れあります。
材質は杉になります。
飾り台のインテリアとしてお考えください。

清掃補修してあります。
■サイズ 長さ約255㎝ 幅約37㎝ 奥行約11.5㎝

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 出品者は、山形県鶴岡市の骨董屋さん。山形や秋田で解体された古民家から出る民具などを取り扱っている店のようです。

 いろいろな角度から撮った写真が多数、載っていて、古物ながら程度は悪くなさそうでした。

 オークション開始価格は1000円。見つけたときすでに数日が経っていましたが、その時点の入札者は2名で1200円までしか上がっていません。

 これは買いだな、と狙いをつけ、気合を入れて入札に臨んだところ、あっけなく4800円で落札できちゃいました。

 山形県から長野県までの送料が4000円。それにヤフオクの手数料が298円。しめて9000円あまりで手に入ったことになります。

 数日後、届いたのが写真の梯子です。

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 ロフトの縁に掛けてみるとドンピシャで、適度な重量があるためとても安定しています。

 見た目も古くて、150年前からこの家にある木製の階段とほとんど同じ色ツヤです。

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 梯子ですから、普段はしまっておいてロフトに用事のあるときだけ掛けて使うことにしました。

 ロフトに自由に登り下りできるようになったので、これから本格的な保存食作りに精を出そうかなと思っています。


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古民家は買った途端に資産価値がゼロになる!?

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 古民家に資産価値を求めるのは、土台、無理な話だと私たちは考えています。

 バブル経済全盛期には、古民家が投機の対象になったこともあるようですが、それも瞬間的な椿事に終わりました。

 今、古民家を買おうなんて人は“もの好き”、酔狂以外の何ものでもありません。

 よく新築マンションは買った瞬間に中古物件となり、直後に売ろうとしても2割は値が下がると言われますが、古民家は買った途端に値段がゼロまで急降下すると思ったほうが無難です。

 そもそも、売ろうにもおいそれとは買い手が付きません。我が家の前オーナーは、この家の売却(買い手は私たち)に何と10年もかかりました。

 運良く買い手が見つかったとしても、購入時の半値で売れれば大ラッキー。数分の一か、下手すりゃ数十分の一の値段で手放すのがあたりまえの世界です。

 古民家を買うという行為は、悪く言えば「金をドブに投げ捨てる」、麗しく言い換えるならば「先祖伝来の日本人の心を預かり、守る権利を手に入れる」ことだと思うのです。

 私たちは、ご縁があって手に入れた我が家を“要介護のおじいちゃん”のような存在だと感じています。

 寄る年波で家全体が傾いていますが、それはおじいちゃんが生きてきた証(あかし)。今後、さらに傾いたり、柱が脆くなったりしたら、骨粗鬆症だと思って骨を丈夫にする治療をします。

 万一、シロアリに食われたら、新型インフルエンザに罹ったと思って投薬に踏み切ります。

 でも、新建材やハイテクで甘やかすと寝たきりになってしまう恐れがあります。できるかぎり昔のまま、自然のままの状態で面倒を見て、基礎体力を維持してもらいます。

 そうやって、おじいちゃんの“老いらく”とじっくり付き合っていきたいと思っている今日この頃です。

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筑北村の信州月路で絶品の「灰焼きおやき」をゲットしました

 安曇野名物といえば「おやき」です。今では信州どこでも手に入るポピュラーな土産物ですが、もとをただせば安曇野以北の米のできない山間部で、小麦粉やそば粉を皮にして野沢菜やナスを包んで焼いたのが始まりだそうです。

 私たちが住んでいる安曇野の東側の山里でも、昔からおやき作りが盛んでした。特に囲炉裏におやきを放り込んで蒸し焼きにする「灰ころがし」が有名ですが、食品衛生法上の縛りがあり、囲炉裏端で焼いて食べさせてくれる店は少なくなっています。

 先日、たまたま安曇野の東隣の筑北村(ちくほくむら)をクルマで走っていたら、国道沿いに「灰焼きおやき」の看板を見つけました。

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 殴り書きのような手書きの看板の横に、大きな藁馬(わらうま)がデンと立っています。なぜ、藁馬なのかはわかりませんが、たぶん客寄せなのでしょう。

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 ちょうどおやつ時で小腹が空いていたので、クルマを停めて店をのぞいてみることにしました。

   信州月路(しんしゅうつきじ)

 ちょっと風流な店名です。ただ、それにしては看板がいささかチープな気がしないでもありません。

 店自体も、看板に負けず劣らず冴えない感じのプレハブです。安食堂なのかな、と思ってガラス戸をガラガラと開けると、意外にも正面がすぐカウンターになっていて、食事のスペースはありません。テイクアウト専門なのです。

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 カウンターの横の壁に、手書きのメニューが張り出されていました。

  本日のおやき

   ◎なす(味噌味)
   ◎野菜ミックス(キャベツ、しめじ、ニンジン、夕顔、ネギ=味噌味)

   ◎あんこは前日までに御予約願います。

   1個250円


 メニューの横には、さらに乱れた筆致でこんな但し書きが張ってあります。

  信州月路では、重ソー、ベーキングパウダー等の食品添加物は使用しておりませんので、
  安心してお召し上がりいただけます。


 カウンターの前で二の足を踏んでいると、奥から割烹着に帽子・マスク姿のおじさんが出てきました。

「あのぉ、ここで食べられますか?」
「食べるところはないんだけどね、温め直してすぐ食べられるようにはしますよ」

 ということで、試しになす1個、野菜ミックス2個を注文しました。オーブンで温めて、表面を少し焼き直すとのことで、クルマに戻って15分ほど待機していると、玄関の引き戸が開いて、原発の防護服のような完全防備のおじさんが手招きしています。

 ふたたび店に入ると、皿の上に大玉のおやきが載っていました。表には「月路」の焼印が。

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 おじさんに頼んでふたつに切ってもらいました。断面を見ると、外側数ミリはカリカリで、その内側がスポンジ状にしっとりしています。真ん中にホカホカの具がぎっしりこぼれんばかりに詰まっています。

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 ガブリと一かじりして納得。小麦粉だけで練ってあるのでしっかり歯ごたえがあり、一方中身はトロトロに火が通っているんですね。

 おじさんの話によると、練って作った団子状のおやきの外側を鉄板で軽く焼いた後、灰の中に埋めるのだそうです。

 灰は300度ぐらいの高温になっているため、おやき内部で具がグツグツと煮え、全体が蒸し焼き状態になるのだそうです。

 言われてみれば、なすも野菜ミックスもとろけんばかりの柔らかさ。特にキャベツ、しめじ、ニンジン、夕顔(かんぴょう)、ネギを刻んで味噌で味付けした野菜ミックスは、絶品でした。

 なんでもこのお店、今年5月にオープンしたばかりだとか。道理で調理場がピッカピカ、調理器具のステンレスがまぶしいぐらいに輝いていたわけです。

 メインの調理器具である灰を収めた炉は、レンガを整然と積んで組み立ててありました。とにかく衛生面には徹底的に気を配っているようです。保健所の指導を忠実に守ってお店を開いたのでしょう。

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中央奥の下のほうに見えるのが、灰の入った炉

 おじさんの応対も素朴で商売っ気はありませんが、味の良さでは先行するおやき屋を凌ぐ実力派でした。

 安曇野の土産物店のおやきに物足りなくなったら、ぜひ少し足を延ばして「信州月路」の灰焼きおやきを賞味してみてください。無駄足にはならないはずです。


   信州月路(しんしゅうつきじ)


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2台目のコンポストを設置しました

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 1年あまり前に家の敷地の外れに埋めたコンポストが満杯になりました。

 フタを開けて中身をつついてみたところ、どうも“堆肥”になるにはまだ相当時間がかかりそうな雰囲気です。

 なんでも寒い地方では、半年ぐらい寝かさなければ発酵が進まないのだそうです。

 そこで、上蓋スレスレまで積み上がった生ゴミに十分、土を被せ、市販の発酵促進剤を振りかけてふたたび蓋をきっちり閉めました。来春まで、しばしの眠りに就いてもらうことにします。

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 代わって2台目のコンポストを近くのホームセンターで買い求めました。容量は約100リットル。円錐形のプラスチック製で、お値段は2980円でした。

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 サルスベリの樹の横に深さ30センチ、直径60センチほどの穴を掘り、設置してみました。さっそく生ゴミを放り込もうと意気込んで台所に向かうと、あれれ? ゴミはきれいに片付いていて、な~んもありゃしません。

 悔しくて、食べたくもないのにリンゴの皮をせっせと剥き、わざわざ生ゴミを“作って”投入してみました

 新品のコンポストは広々していて、清潔感もあり、いい感じだぁ…って、なんだかバカみたいですね。

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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