「本格打ち」って“手抜き”じゃないの?
先日、松本市内をぶらぶらしていた時のこと。松本城前の駐車場の隣に、駐車場にへばりつくようにして建っている小さな蕎麦屋が目に留まりました。

通りに面した看板を何気なく見ると、大きな字で、

本格打ち そば処 やまが
と書いてあります。通り過ぎかけて、ハタと足が留まりました。
「本格打ち? 一文字足りなくないかい?」
普通、信州蕎麦の店なら「本格手打ち」と書くところですよね。それをわざわざ「本格打ち」なんて看板に掲げるところを見ると、何かいわくがあるんでしょうか?
まさか「本格(機械)打ち」ってことでもないでしょう。う~む、謎です。おなかが空いていたのてすが、なんとなく気後れして入りそびれてしまいました。
ところが、そこから通り沿いに数十歩行ったところに、よく似た屋号の蕎麦屋がこれまたよく似た看板を出していたんです。

本格手打ち やまが育蔵
構えが立派だし、「新そば」というのぼりが目につきます。何よりこっちはれっきとした「手打ち」なので、今度はためらわず暖簾をくぐりました。

ざるを注文したところ、大層おいしく、この店にして正確でした。
後で気になり、調べてみたら、なんと!
最初に見た小さな蕎麦屋は、この「本格手打ち やまが育蔵」の支店(松本神社店)だったんです。
本店と支店が見通せる距離で営業しているのも驚きですが、片や「本格打ち」で片や「本格手打ち」と微妙に表現を変えているのは、なにか理由というか事情があるのでしょうか?
やっぱり支店が本店に気兼ねして“手を抜いた”ってことでしょうか?
謎めいた看板です。

通りに面した看板を何気なく見ると、大きな字で、

本格打ち そば処 やまが
と書いてあります。通り過ぎかけて、ハタと足が留まりました。
「本格打ち? 一文字足りなくないかい?」
普通、信州蕎麦の店なら「本格手打ち」と書くところですよね。それをわざわざ「本格打ち」なんて看板に掲げるところを見ると、何かいわくがあるんでしょうか?
まさか「本格(機械)打ち」ってことでもないでしょう。う~む、謎です。おなかが空いていたのてすが、なんとなく気後れして入りそびれてしまいました。
ところが、そこから通り沿いに数十歩行ったところに、よく似た屋号の蕎麦屋がこれまたよく似た看板を出していたんです。

本格手打ち やまが育蔵
構えが立派だし、「新そば」というのぼりが目につきます。何よりこっちはれっきとした「手打ち」なので、今度はためらわず暖簾をくぐりました。

ざるを注文したところ、大層おいしく、この店にして正確でした。
後で気になり、調べてみたら、なんと!
最初に見た小さな蕎麦屋は、この「本格手打ち やまが育蔵」の支店(松本神社店)だったんです。
本店と支店が見通せる距離で営業しているのも驚きですが、片や「本格打ち」で片や「本格手打ち」と微妙に表現を変えているのは、なにか理由というか事情があるのでしょうか?
やっぱり支店が本店に気兼ねして“手を抜いた”ってことでしょうか?
謎めいた看板です。