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嵐のあと全部落ちた栗を拾って、栗ご飯に!

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 夜中に嵐が通り過ぎました。吹きすさぶ風。ゴトン、ゴトンと何かがぶつかるような音が夜通し聞こえていました。

 翌朝、庭に出てみたら、大きな栗の木の下に無数の栗のイガが落ちていました。

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 どうやら昨夜の物音は、吹き飛ばされたイガが窓ガラスに当たる音だったようです。

 まだ青いものまで含めて、ほとんど全部落ち切っています。

 が付く前にと、慌てて拾い集めました。

 箱に入っているのが見た目無傷の栗、右側に弾いたのが虫食いです。農薬を撒かないので、結構な確率で小さなニョロニョロ虫に食われています。

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 きれいな実を選んで軽く茹で、皮を剥いてご飯に炊き込みました。

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 ホクホクしてほんのり甘い栗ご飯のできあがり。

 昼間は30度を超えることもあって秋が来た実感はさっぱりですが、一足お先に味覚の秋が到来しました。

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北アルプス牧場でノンホモ牛乳を買いました

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 「濃い味の牛乳を飲みたい!」

 連日続く暑さのせいか味覚が少々、ヘンになってきたらしく、こってり味の冷たい牛乳が無性に欲しくなりました。

 近所のスーパーには見当たらず、さあ、どうしようかなと思っているとき、ご近所に観光牧場があることを思い出しました。

 「北アルプス牧場」です。

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 一度、ソフトクリームを食べに売店に立ち寄ったことがあるぐらいで、普段は素通りする場所ですが、たしかあそこに絞りたての牛乳が置いてあったような記憶が…。

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 買い物のついでに寄ってみると、やっぱりありました!

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北アルプス牧場牛乳

安曇野によみがえる旨味。
クリームラインのできる(ノンホモ)牛乳。
北アルプス牧場の、
土・草・牛・人づくりの中で、
きれいな水、空気より
自然のめぐみとして
生まれた牛乳です。

低温殺菌、オリジナル限定品
であります。

軽く振ってお飲みください。


 冷蔵庫の扉にそんなコピーが貼ってあります。

 扉を開いて900ccの太い牛乳瓶を取り出しました。よ~く冷えています。

 お値段は、1本460円と普通の成分無調整牛乳の倍ぐらいしますが、ノンホモ(ノンホモジナイズド)だから仕方ありませんね。

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 家に持ち帰って、前の晩、囲炉裏で焼いたサツマイモをおかずに頂きました。

 飲む前にビンを振りますが、それでもビンの口のまわりに乳脂肪の固まりがトロトロと付着しています。

 コップに注いでみます。わずかに黄色がかった白色です。口を付けると、とろ~りとしたなめらかな舌触り。そうです、まさに欲しかったのはこのこってり感!

 おサツとの相性もすこぶるよろしく、夏バテ解消にはもってこいのスペシャルドリンクでした。

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「北アルプス牧場」




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目覚めたら玄関先に夏野菜がいっぱい

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 朝、起きたら古民家の玄関先に野菜が一山、新聞紙に包まれて置いてありました。

 キュウリ、トウモロコシ、ズッキーニ、ナス、ピーマン…新鮮な夏野菜がいっぱいです。

 近所の農家のおじさんが、畑の帰りにお裾分けしてくれたのでしょう。ありがたく頂戴して、さっそくトウモロコシを茹でました。

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 ゴールドラッシュという特別に甘い品種で、プリプリした粒を噛むと香ばしい甘みが口いっぱいに広がります。

 これは野菜なんだろうか?果物じゃないの?…齧りついたトウモロコシの芯を、あらためてしげしげ眺めてしまうほどのおいしさです。

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 朝食後、軽ワゴンに野良道具を積んで里の家へ向かうと、こちらも玄関の前に大きなスイカがごろんと転がっていました。

 ご近所の農家さんが置いていってくださったようです。

 ブルーベリー山盛り一杯採って、それぞれの農家にお返しに伺いました。

 安曇野の夏は野菜や果物の物々交換が結構、楽しみです。



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自家製味噌の“天地返し”をしました

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 節分に味噌を仕込んで、ちょうど半年が経ちました。

 おいしい味噌にするためには、今時分、“天地返し”をします。

 放ったらかしにしておくと熟成にムラができてしまうため、上と下を引っ繰り返すようにして入れ替えるんですね。

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 天井裏に梯子を掛けて、ホーロー容器に収めた今年の味噌(というか味噌のなりかけ)を2個、下ろしました。

 フタを開けて中の厚紙を外し、重石代わりに載せておいた粗塩のパックを除けると、フワ~と味噌の良い香りが漂い出します。

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 表面にうっすらと広がる白いカビを杓子で取り除いたら、容器の底に溜まった味噌を表面に掘り起こし、掻き混ぜます。文字どおりの“天地返し”ですね。

 こうすることによって発酵が満遍なく進むのだそうです。

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 味噌の表面をふたたびきれいに整えてラップで覆い、粗塩パックを載せて厚紙でホーロー容器の口を閉じます。

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 厚紙の周囲をタコ糸できっちり縛って、最後にホーローのフタを被せれば一丁上がり。

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 天地返しの終わった味噌は、さらに2年半、古民家の天井裏で熟成させます。

 芳醇な信州味噌になるのが、今から待ちきれません。

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レッドカラントにグーズベリーを加えてジャム作り

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 里の家の果樹園にベリー類が続々と実を付けています。

 早生のブルーベリーに続いて、レッドカラント(赤すぐり)、ブラックカラント(黒すぐり)、ジューンベリー、ラズベリー、グーズベリーが収穫期を迎えました。

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 ジューンベリーとラズベリーは生食に、残りをジャムに加工することにしました。

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 ひとまず今日はレッドカラントグーズベリーを摘み、3対1に混ぜて砂糖を加え、コトコト煮ます。

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 グーズベリーは相当酸っぱいので、レッドカラントの甘みを引き立てるためにブレンドするんですね。

 レモンも少々、香り付けに振りかけました。

 とろみが出てきたところで火を止めてガラス瓶とフタを煮沸消毒。できたての鮮やかな赤いジャムを詰めてフタをし、熱湯に逆さ浸けにして脱気します。

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 全部で8瓶できました。当分、楽しめそうです。



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クサ~イクサ~イ茶摘みの話

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 茶摘みをしました。

 といっても、ただの茶摘みじゃありません。

 摘めば摘むほどクサ~くなる、ちょっと憂鬱な茶摘みです。

 タネを明かすと、それはドクダミの葉っぱ。

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 毎年、初夏になると、古民家や里の家の陰にドクダミがはびこるように繁茂します。

 その葉を摘んでよく洗い、ザルに敷き延べて日陰で干すんです。

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 1ヶ月ぐらい放っておくとカリカリに乾くので手で揉んで細かくしてからフライパンで軽く煎り、茶筒に入れて保存します。

 自家製のドクダミ茶はストレートで飲むとかなりきついので、我が家ではハトムギ茶に混ぜて飲んでいます。

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 この大ザル2杯で、だいたい1年分になるでしょうか。

 お通じに良い、と好評です。



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ふきのとうを摘んでペペロンチーノを作ってみました

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 山里を散歩していたら、道端の至るところにふきのとうが顔を出していました。

 やはりこの辺りは安曇野の里に比べて寒いのでしょう。花開く前の、まさに食べ頃のふきのとうがいっぱいです。

 ポケット一杯分、摘み取って持ち帰りました。

 じつは先日、知り合いのイタリアンのシェフから「ふきのとうでペペロンチーノを作るとおいしいよ」と教えてもらったんです。

 「菜の花のペペロンチーノより香りとエグみが強くてうまい」そうです。都内のシェフの店では、1ヶ月間限定で特製ペペロンチーノをメニューに加えているんだとか。

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 ふきのとうと言うと、天ぷら味噌和えを思い浮かべますが、その手があったか。

 というわけで、さっそく調理スタートです。

 オリーブオイルにニンニクと鷹の爪を加えじっくり火を通します。

 スーパーで買った富山産の新鮮なホタルイカを加えて軽く炒め、仕上げに微塵切りにしたふきのとうを入れて塩コショウで味を調えました。

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 アルデンテのパスタをフライパンに移して具を絡めたら完成です。

 白ワインの栓を抜いて、できたての「ふきのとうとホタルイカのペペロンチーノ」を頂きました。

 おお、ふきのとうの強い香りが喉から鼻孔にホワ~ンと抜けていき、ホタルイカの柔らかな食感と絶妙にマッチするじゃありませんか!

 これはうまい!まさに春の味覚です--と言うより、春そのものを食べている感じがしました。

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農水大臣賞受賞の『川中島納豆』を賞味しました

 少し前のことですが、昼間、テレビを観ていたら、納豆の品評会が宇都宮市で開催されたというニュースをやっていました。

 コンテストの名前は「全国納豆鑑評会」。全国の納豆メーカーが自慢の商品を持ち寄り、最高の納豆を競い合う、年に一度の大会なんだそうです。

 選考委員はその道のプロの先生方。色よし味よし香りよし、そのうえ糸もよしの逸品を厳選して採点し、最優秀賞ほかいくつかの部門賞を与えるというものです。

 例年、200銘柄を超える気鋭の納豆がエントリーして、しのぎを削るのだとか。

 テレビ画面には、白衣を着用した厳めしい顔のオジサン、オバサン選考委員が登場。皿に品よく盛られた納豆を眺めたり、ニオイを嗅いだり、箸でつまんで糸が引く様子を観察したりと、なにやらおごそかに審査していました。

 そうして見事、最優秀に輝いた納豆には、栄えある「農水大臣賞」が贈られます。

 一日に一度は納豆を食べないと頭がヘンになりそうなぐらい納豆好きな私としては、非常に興味深いコンテストなわけです。

 思わず食い入るように画面を見つめていると、なんと平成24年度(第18回)の農林大臣賞に輝いたのが、『道祖神(どうそじん)納豆』という長野市のメーカーの商品というではありませんか。

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 『道祖神納豆』!ううむ、安曇野暮らしの納豆好きなら、何はさておき賞味しなくては!

 というわけで、取るものも取りあえず、地元のスーパーへすっ飛んで行きました。

 ところが。近隣のスーパーでは『道祖神納豆』の取り扱いはなし。プレミアム商品だけあって、そんじょそこらの安さ爆発系小売店には卸していないということでしょうか。

 がっかりして売り場で他の納豆を探すと…

 2009年2月13日
 第十四回全国納豆鑑評会

 最優秀賞
 農林水産大臣賞

 受賞

 川中島納豆


 うわぁ、農水大臣賞を獲った(別の)納豆が、ちゃんと置いてあるじゃないの!!

 喜び勇んで買って帰り、さっそく炊きたてご飯にかけて食しました。

 こちらが、全国113点の猛者(もさ)たちの中から選ばれた、日本一の『川中島納豆』(増屋納豆店/長野市篠ノ井)です。

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 『道祖神納豆』と同じく、長野市産というところがそそられます。

 発泡スチロールのパッケージを開くと、フワ~ン…あの鼻をつく独特の良いニオイが立ち上ってきました。

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 大粒のお豆は長野県産。すこぶる健康そうな色つやで、糸の引き具合も心なしか凜々(すがすが)しく感じられます。

 かき混ぜてみました。

 かの魯山人(ろさんじん)は、「よくかき混ぜるべき」としてまず305回、その後、醤油を加えてさらに119回混ぜるのが良い、と書いているようですが、そんなことをしたらお腹が減りすぎるうえに腱鞘炎になってしまいそうなので、トータル130回ほどで妥協しました。

 さて、混ぜた『川中島納豆』を箸につまんで持ち上げると、滑らかで光沢のある中太な糸がスッと一直線に伸びるのです。

 じつに頼もしく、申し分のない形状です。

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 さっそく白いご飯に載せてかき混ぜ、賞味してみました。

 う~む。う~む。適度に食感のある大豆が白米に絡みつき、噛むたびに芳香を放ってつるりん、ふわふわと口腔に広がります。これはうまい!

 さすが農水大臣賞に恥じない味。ふだん食べている『お※め納豆』や『金のつ※』なんかとは段違いの奥行きのあるおいしさでした。

 コンテストの主催団体である全国納豆共同組合連合会のホームページには、歴代の大臣賞受賞一覧が載っています。それを見て、さらにびっくり。

 なんと増屋納豆店の『川中島納豆』は、平成12年度と平成20年度の都合二回、農水大臣賞を受賞していたのです。

 う~む。映画の世界で喩えるならば、カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを二度にわたって獲ったようなもの。

 能ある納豆は糸を隠す?…ですね。恐れ入りました。

【農林水産大臣賞受賞納豆】


 平成10年度 マルキン食品(熊本県)『元気納豆カップしそのりたれ付』
 平成11年度 大力納豆(新潟県)『100%北海道大粒』
 平成12年度 増屋納豆店(長野県)『川中島納豆』
 平成13年度 こいしや食品(栃木県)『なっとう村』
 平成14年度 マルキン食品(熊本県)『元気納豆昆布たれ付』
 平成15年度 マルキン食品(熊本県)『元気納豆山葵』
 平成16年度 阿部納豆店(長野県)『北海道産小粒大豆』
 平成17年度 中田園(北海道)『えだ豆納豆』
 平成18年度 鈴木食品工業(新潟県)『大粒白糸納豆』
 平成19年度 菊水食品 (茨城県)『海洋ミネラル納豆 ミニ2』
 平成20年度 増屋納豆店 (長野県)『川中島納豆』
 平成21年度 内藤食品工業(北海道)『おらが街』
 平成22年度 わたり納豆(宮城県)『国産大豆100%納豆』
 平成23年度 豆蔵(北海道)『つるの子納豆』
 平成24年度 村田商店(長野県)『道祖神(どうそじん)納豆』
 平成25年度 ヤマダフーズ(秋田県)『国産ふっくら大粒ミニ2』
 平成26年度 菅谷食品(茨城県)『国産大粒 つるの子納豆』
 平成27年度 山下食品(宮城県)『心和(こころなごみ)』
 平成28年度 小杉食品(三重県)『日本の黒豆』
 平成29年度 高丸食品(愛知県)『国産中粒納豆』





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零下のベランダで干物と6Pチーズの燻製作り

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 スーパーをのぞいたら、おいしそうなアジの干物を売っていました。

 とりあえず2枚カゴに入れ、ついでに6Pチーズを2箱、購入しました。

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 干物にチーズ…一見、水と油のこの2品を併せ買いしたのには理由があります。

 燻製にして酒の肴を拵えよう、というハラなのです。

 家に帰り、ベランダにイワタニのカセットコンロ一斗缶で作った燻製機を持ち出しました。

 サクラのスモークウッドに火を付け、フタをして一斗缶の中に煙を充満させます。

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 まず、コショウをたっぷりかけた干物を燻製機の上段に広げ、50~70度で1時間ほど燻蒸してみました。

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 燻製作りのガイドブックには、1時間からせいぜい1時間半も置けばできあがる、と書いてあります。

 ところが、今の季節の安曇野は夕方の冷え込みが尋常じゃないんですね。

 燻製機に挿した温度計をうっかり見落としていたら、ものの30分もしないうちに内部が10度ぐらいまで下がってしまいました。

 火力調整をこまめにして、2時間あまりかけてようやく完成。

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 続いて6Pチーズの燻製作りに着手した頃には、日もとっぷりと暮れ、外気は零下に。

 こんな極寒の中、わざわざ燻製作る必要があるのかなぁ、と自問自答しながら、寒さに歯を食いしばって6Pチーズのアルミ箔を1個ずつていねいに剥がしました。

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 アルミ箔は底の部分だけ残して、燻製機の網の上に載せていきます。

 今回は1箱分にコショウをたっぷり掛け、スパイシー仕様にしてみました。残りの1箱はそのままの状態で燻蒸します。

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 チーズは温度を上げると溶けてしまうので、30度ぐらいにキープする必要があります。

 ところが、この寒さでは燻製機の中を30度に安定させるのがかなり難儀なんです。

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 カセットコンロのつまみを微妙に回したり戻したり…合間に手のひらをこすり、足踏みをしながら完成を待ちました。

 そうして出来上がったのが、こちら。まずまず、燻製らしく仕上がったかなぁ。

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 特に美味だったのが干物。燻蒸によって、味が一変するんですね。

 冷え切った体を温めるためにワインで乾杯しました。ワインと干物とスモークチーズ…かなり面妖な取り合わせですが、燻製干物がワインにこれほどぴったりくるとは思いませんでした。

 騙されたと思って、一度お試しください。



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節分に豆をつぶして味噌作り

 節分といえば豆まきですが、我が家では豆まきならぬ“豆つぶし”に大忙し。というのも、今が味噌作りのベストシーズンなんですね。

 今年、用意したのは北海道産の大豆2キロと、同量の米麹。ホーロー容器も2つ新調しました。

 事前の準備で大豆を一晩、水に浸けて水分を吸わせておきます。

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 鍋で数時間、コトコト煮て豆が指で簡単につぶれるぐらいに柔らかくなったら、ザルに掬い、十分、水を切ります。

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 平らな容器に適量を移してマッシャーで潰していきます。熱いうちにさっさと処理しないと、潰しにくくなるようです。

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 大豆の粒がわからなくなるまで潰したら、麹に塩450グラムを混ぜ、種味噌250グラムを加えて練り込みます。

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 麹は生き物。粒を潰さないようにやさしく混ぜ合わせるのがコツだそうです。

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 消毒した手のひらで混ぜ混ぜしていると、次第に麹の良いニオイがあたりに漂ってきます。

 若々しい麹のニオイ…味噌作りをしていて幸せを感じる瞬間かもしれません。

 全体によく混じったら、手のひら大のおむすび状に握って中の空気を抜きます。

 おむすびをホーロー容器の底めがけて力いっぱい投げ込むと、さらに空気が抜けてカビにくくなります。

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 ペッタン、ペッタンと全部、投げ込んだら表面を平らにならし、空気に触れないようラップを張ります。

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 その上に重石(おもし)を載せて厚紙で容器の口を覆い、タコ糸できっちり縛ります。

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 紙の表に今日の日付を書いて完成。

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 古民家の天井裏へハシゴを掛けて格納しました。

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 3年寝かして十分熟したところでいただこうと思います。楽しみだなぁ。



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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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