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意外に美味なり!ズッキーニの味噌汁

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 去年の夏、採っても採ってもニョキニョキと生えてきて困った畑のズッキーニ

 結構な分量が食べ切れずに残ってしまい、スライスして冷凍保存しました。

 先日、冷凍庫が満杯になったので解凍してオリーブオイルで炒めたり、アヒージョの具材にしてみたりしたのですが、凍らせたせいで組織が変異したらしく、なんだかフニャフニャしていて物足りません。

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 イタ飯の具材にするのはちょっと厳しいかな、と思って他の使い途を探しましたが、意外に無いんですね、これが。

 ズッキーニ=西洋キュウリ=西洋料理の具材...という思い込みのせいか、どうもこれと言った利活用法が見当たりません。

 ならば味噌汁の具にしてしまえ...ということで、油揚げと一緒に行平鍋にかけてダシを入れ、自家製の三年味噌を加えました。

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 もともと実が柔らかだったので、あっという間に火が通りました。ひと煮立ちしたところで火から降ろしてみると、お、見た目おいしそう。

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 さっそく試食してみると...

 解凍ズッキーニは採れたてのものに比べるとかなりフワッと柔らかいんですが、ウリに似た食感が残っていて独特の食感です。油揚げとの相性も良く、十分おいしいことがわかりました。

 見た目も爽やか。朝ごはんにはもってこいかもしれません。思いがけなく味噌汁のレパートリーが増えました。

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 未食の方は、お試しを!


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ナツメの実を煎じてナツメ茶を試してみた

 毎年、秋になると庭にナツメの実がなります。

 使い途がなくて実が腐るまでずっと放ったらかしにしてきたんですが、一昨年、よく晴れた日を選んで少しだけ採取し天日干しにしたのが、こちらです。

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 蔘鶏湯(サンゲタン)でも作ろうかな、と保存していたんですけど、考えてみれば自宅で蔘鶏湯を調理する機会なんてそんなにありゃしません。

 結局、棚に死蔵していました。

 先日、ふとナツメは寒い冬に体を温める働きがあるんじゃないか、とひらめいて(と言うより勝手に思い込んで)ネットでレシピを調べてみたんですが...
 
 やっぱり、めぼしい調理法としては蔘鶏湯ぐらいしか見当たりません。

 残念な食材だなぁ、と諦めかけていたところ目に入ったのが「ナツメ茶」です。

 干したナツメ50グラムを1リットルの水に入れて土瓶にかけ、煮出すだけという至って簡単なレシピでした。

 お茶なら体が温まるよね、とナツメに縦に切れ目を入れて鍋に放り込みます。火にかけて沸騰したら弱火で30分煮て、一旦人肌まで冷ましてからさらに弱火で30分煮なさい、と書いてありました。

 こちらが沸騰直後。うっすら色が付き始めています。

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 1時間煮出すと、ちょうど紅茶ぐらいの色合いになりました。

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 耐熱ポットに移して冷まします。

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 ネットのレシピには、生姜やハチミツを加えてどうぞ...とありますが、まずはそのままテイスティング。

 おや?何も入れなくても甘いぞ。そして上品な甘さの裏にわずかな酸味があるじゃないの。

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 これ、かなり美味。おっかなびっくり味見していたのがバカみたいに思えてきました。

 気がつくとティーカップに移してマジメに飲みはじめていた私たち。

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 いやぁ、これはいけます。相当おいしいんですよね。正直驚きました。

 世間で健康茶といわれるものは、鼻をつまんで飲みたくなるようなきつい味のものも珍しくありませんが、ナツメ茶はやさしい口当たりで、ほの甘く、しかも甘過ぎません。

 飲み終わった舌先に、かすかに苦味が残るのも大人の飲料って感じです。

 ネット情報によれば、ナツメは美肌、血行促進、精神安定、冷え性、そしてアンチエイジングにも効果があるんだとか。

 もっと早く知っていれば良かった!今年は1個の実もムダにせずあまねく収穫して、ナツメ茶三昧にしたいと思います。


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新潟産のメバルでアクアパッツァを作りました

 長野は言わずと知れた“海無し県”ですが、ここ安曇野に関していえば新潟、富山、石川など北陸方面から結構、新鮮な魚が入ってきます。

 なのでスーパーの鮮魚売り場でおいしそうな魚を見つけたら、すかさず買って帰ることにしています。

 煮たり焼いたりはもちろんですが、プリプリと肉ののった白身魚が手に入った日はダッジオーブンでアクアパッツァを作ります。

 こちらが我が家のダッジオーブン。以前、友人の結婚祝のお返しに頂きました。

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 本来なら古民家の囲炉裏火にかけて、真っ赤に熾きた煉炭を上蓋にたっぷり載せて上下から加熱するのが最高です。

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 ただ古民家の冬はベラボーに寒いので、この時期、私たちはイワタニのカセットコンロにダッジオーブンを載せて卓上で調理しています。

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 南部鉄のオーブンの底にオリーブオイルを垂らし、スライスしたニンニクを炒めます。少し色づいてきたら、ズッキーニを敷き詰めてその上に魚を丸ごと置いて、アサリ、オリーブの実、ケーパー、ミニトマト、アンチョビなどを適当に撒き、仕上げに白ワインを具が隠れるぐらいまでたっぷり注いで蓋をします。

 後は強火で15~20分、蒸し煮にするだけ。

 この日はスーパーで買ってきた新潟産のメバル2尾を使いました。

 ダッジオーブンで一気に加圧・加熱するので魚と貝の旨味がスープに滲み出してきて、素材の味が「これでもか!」と言うほど鮮やかに引き立ちます。

 皿に盛ったところです。一見、手の込んだ料理のようですが超簡単に出来ちゃうんですね、これが。

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 キャンプ料理並みに大雑把に作るせいで毎回、味が微妙に変化しますけど、それもアクアパッツァの楽しみ。塩味と酸味のバランスがどこら辺に落ち着くかは口に含むまでわかりません。

 今夜のメバルはほどよい酸味が利いていて大変美味でした。

 具を食べた後は、旨味が濃縮したスープにご飯を加えて弱火で水分を飛ばし、魚介のリゾットに。これまたチーズを溶かしたような濃厚な味になるから不思議です。

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 ローカロリーでヘルシーな即席料理アクアパッツァ。

 普通のお鍋でもできると思います。寒い冬にどうぞ。


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余ったキウイでジャム作り

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 11月半ばに収穫したキウイが、完熟して食べ頃になりました。

 朝な夕な、せっせと食していますが、なにしろ大豊作で大小600個も採れてしまいました。とても食べ切れる分量じゃないことは最初からわかっていました。

 これ以上は日持ちがしそうもないところまで熟成してきたので、先日、まとめて10キロ分の皮を剥き、鍋にグラニュー糖、レモン汁と一緒に入れてグツグツ煮詰めました。

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 …と書くとあっけない感じですが、10キロのキウイの皮剥きは言うほど楽ではなく、果物ナイフをひたすら振り回すこと4時間。頭の中が緑と黄色の果実で飽和状態になるまで、手を動かし続けました。

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 もともとキウイは水分が多い果物ですから、ブルーベリーなどに比べると煮詰めても煮詰めても水っぽさが残ります。さらに水気を飛ばそうと火にかけ過ぎると焦げてしまいます。意外に火加減がデリケートだったりするんですね。

 出来上がったジャムは瓶詰めして沸騰した湯に逆さ漬けに。しっかり脱気したら完成です。

 10キロのキウイから一体何本のジャムが出来るのかやら予想がつきませんでしたが、実際に並べてみてびっくり。何と41本もあるじゃないですか。

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 こちらはその一部ですが、向こう1年ぐらいは持ちそうです。トーストに載せてもヨーグルトにトッピングしてもおいしいので、無駄にはならなかったかなと思います。


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ブルーベリージュースを放置したら◯◯になった話

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 夏に梅酒用のガラス瓶に漬けて作ったブルーベリーの果汁です。

 本当はジュースにしようと思っていたんです。

 摘みたてのブルーベリーの実に氷砂糖を加えて果汁が滲み出すのを待ち、汁だけ濾過したところまではよかったのですが...その後、ガラスのボトル2本に移し替えたまま、すっかり忘れていました。

 先日、パントリーの棚を整理していたら、下のほうから赤紫色のきれいなボトルが出てきて、はたと思い出した次第です。

 コップに移すと、色といい香りといい赤ワインそのもの。

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 もしや勝手に発酵して酒になってしまったのでは?...一瞬、しめしめとほくそ笑んだのもつかの間、口に含むと「うわっ!酸っぱ!!」

 完全なる酢でした。

 いやぁ、もったいないことしました。でも、捨てるのは癪なのでネットで使い途を調べたところ、ブルーベリー酢は体に非常に良いものだと書いてあるじゃないですか。

 ミルクや豆乳に5分の1ほど加えて飲むのがおすすめ、ともありました。

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 ならばと言うことで、ミルクに自家製ブルーベリー酢を加えてみたのが、こちら。

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 よくかき混ぜるとミルクセーキのようになりました。

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 早速、試飲です。強烈な酸っぱさは消え、わずかな甘みとほどよい酸味が牛乳にマッチします。ブルーベリーの香りはほとんどしませんが、かなり飲みやすくなりました。

 お酢には食後血糖値の上昇抑制、体脂肪・内臓脂肪の減少、血圧低下作用、疲労回復などの効果があると言います。

 毎日一杯、飲む習慣をつけようかなと思います。


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蕎麦湯に寒天粉を加えて“なんちゃって葛餅”にしたら美味しかった!

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 スーパーで買ってきた「信州安曇野 道祖神そば」。毎度おいしく頂いていますが、いつも処分に困るのが“蕎麦湯”です。

 食後に飲むにしても、せいぜい二杯が関の山。残りは排水口に流しておしまい…というのが、一般家庭における蕎麦湯の運命ではないでしょうか。

 コクがあって旨いし栄養もあるのに、ほとんど捨てちゃうのはもったいないな…かねてからそう思っていました。

 先日、偶然ネットで「蕎麦湯に寒天粉を入れて葛餅のようなスイーツを作る方法」という記事を見て、これは試してみなくちゃ!と思い立ちました。

 こちら信州伊那の寒天ブランド<かんてんぱぱ>謹製の「かんてんクック顆粒」です。

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 きな粉と黒糖蜜はスーパーでいちばん安いのを買ってきました。

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 茹で汁の上澄みを捨てて、鍋の底に淀んだ濃い蕎麦湯を240ccほど行平鍋に移し替え、寒天粉の顆粒を1本(2g)、流し込みます。

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 蕎麦湯をぬるめに保って寒天がしっかり溶けるまで撹拌したら、容器に流し込んで冷まします。

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 冷蔵庫で冷たくなるまで待って容器をひっくり返すと…あれ? ぷるるんというよりはストン!って感じで皿に載っかりました。見た目はたしかに葛餅っぽい…ような気がします。

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 きな粉に黒蜜糖をたっぷりかけて出来上がり。

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 スプーンで割って味見です。

 葛餅のようなヌルリ感はありませんが、柔らかくて口の中でゆるゆると踊ります。

 少し固めにできたようで、結構、食べごたえがありました。うん、これはスイーツとしてアリでしょう!

 次回はもう少し蕎麦湯の量を増やして、柔らかめに作ってみようと思います。


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信州のジンギスカンはツユダクじゃない?

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 地元のスーパーで売っているジンギスカンのパック。

 2袋1000円ぐらいで手に入ります。

 製造元は信州新町。マトンの生産で有名な土地ですね。

 私たちも時々、買って帰るんですが、ただ封を開けるたびに腑に落ちないことが。

 それは肉を漬け込んであるツユの量です。

 表面に何となく絡んでいる程度で、ごく少量しか入っていないんですね。

 我が家はご覧のジンギスカン鍋でいただきます。

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 信州新町産のジンギスカン肉をここに載せて火にかけると、たちまち焦げ付いちゃって大変です。

 鍋の縁にはモヤシやタマネギ、ピーマンを敷いて、鍋のうえから垂れてくる肉汁で炒めるんですが、こちらもツユ不足で焦げ焦げに。

 仕方がないので焼肉のタレを別に買ってきて、鍋のてっぺんから垂らしたりしています。

 本場・北海道のジンギスカン肉はたっぷりツユダクが当たり前なので、信州新町版もてっきりそうだと思っていました。

 しかしここ信州では、ジンギスカンは普通の焼肉と同じように鉄板や焼肉網で焼いて食べているのかもしれないな、だからツユが少ないのかも…最近ようやくそんなことに気がついた次第です。

 でも、やっぱりジンギスカンはツユダクで食べたい!

 そう思って近所のスーパーを探し回ったところ、ありましたよ。「松尾ジンギスカン」の冷凍パックが。

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「松尾ジンギスカン」…北海道では知らない人がいない有名商品です。

 ただ、1パック1000円もするじゃありませんか!

 ならばということで「松尾ジンギスカン」は1袋だけにして、信州新町のお得な2パックセットを併せ買い。

 「松尾ジンギスカン」のおツユに信州新町肉を放り込んてハーフハーフで焼いてみました。すると…

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 うまい!肉の質、味は松尾も新町も遜色ありません。

 秘伝のおツユはたっぷりですから、お肉も野菜も味が染み通って最高です。

 これこれ!このハーフハーフの食べ方が最適解でした。

 焼肉党の方、ぜひ一度ツユダクでお得な松尾新町ジンギスカン”をお試しください!かなりいけますよ。


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元祖キウイフルーツ=サルナシは、やっぱりうまかった

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 11年前、安曇野のJA直売所にサルナシの実が透明パックに入って並んでいました。

 長さ2~3センチほどの青々とした実です。一盛り250円。

 試しに買って帰り、よく水洗いして1つ、食べてみると超おいしいではないの!

 ブドウとキウイフルーツを足して二で割ったような芳醇な甘み・酸っぱみがします。種はなく(というか、後でわかったのですが種は極小で)、口の中にとろけるように広がります。

 写真は、実をナイフで2つに切った断面。

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 ご覧のとおり、これってキウイフルーツそのものですよね。

 調べてみたら、サルナシとは「猿梨」のことで、本州中部以南の標高600メートル以上に自生する蔓性の植物でした。きっとおサルさんがモグモグと好んで食べるのを見て、この名が付けられたのでしょう。

 驚いたことには、中国南部に産する近隣種の「シナサルナシ」が流れ流れてニュージランドに到達し、キウイフルーツになったというのです。なるほど、味も実の断面もそっくりなわけです。

 さるなしの蔓は吊り橋の材料になるぐらい丈夫だそうで、挿し木してどんどん増えるのだとか。

 これはぜひ我が家にも…と苗を買い求め、翌年、古民家のイチイの生け垣の足元に1本、植えました。

 それから10年。イチイのてっぺん近くまで伸びた蔓のあちこちに、今、小さな青い実が鈴なりになっています。

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 熟しているものをいくつか摘み取り、薄皮を剝いて口に含むとやっぱりうまい! 極甘の“キウイ/グレープ味”です。

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 近所を徘徊するおサルたちに食べられちゃう前に残らず収穫して、元祖キウイフルーツの味を堪能しようと思います。

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「栗くり坊主」でひたすら栗の皮を剥く

 夜通し強い南風が吹いた次の朝。庭に出ると、3本ある大きな栗の木のまわりに真新しい実がいっぱい転がっていました。

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 頭上の枝の先には、ぱっくり口を開いたイガの中から今にもこぼれ落ちそうな栗が覗いています。

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 残暑が続いているせいですっかり忘れていましたが、いつの間にか季節はみのりの秋を迎えていたんですね。

 汗を拭き拭き、栗拾いに精を出しました。

 我が家の栗は殺虫剤を使わずに放ったらかしにしているせいで、虫食いがあたりまえ。

 表面に黒い穴が開いていたり裂け目がある実は弾いて、右側の捨てカゴへ。見た目がきれいなものだけを、とりあえず左側の収穫カゴに山盛り一杯、集めました。

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 今年も大粒の実がたくさんなりました。つやつやした鬼皮には張りがあって、持ち重りがします。

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 見るからにおいしそう…ですが、ひとまず皮を剥いて下ごしらえをしなくては。

 熱い湯に浸けて皮を柔らかくします。

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 鬼皮が多少フニャけてきたところで、栗の皮剥き専用グッズ「栗くり坊主」の登場です。

 レシピ本には「包丁で根気よく皮を剥きましょう」と書いてありますが、「栗くり坊主」を使えばバリカン感覚で栗の実をザクザク切り取れるため、スピーディかつ無駄なく処理できます。

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 しかも外側の鬼皮のみならず、中の渋皮も一挙に剥がせるので手間が省けます。

 栗の実を収穫カゴから取り出して、栗くり坊主でチョキチョキすること2時間半。さすがに肩が凝ってきました。

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 今日のところはここまでにしようと思いカゴの中身を確認すると、まだ半分以上残っています。いやはや。

 ひとまず、皮を取った実は水を張った鍋に2~3時間ほど浸けてアク抜きしました。

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 ザルに上げて水を切り重さを測ると、2キロ強あります。

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 200グラムほど取り分けて栗ご飯を炊き、残りは表面を乾かしてビニール袋に小分けし、冷凍にしました。

 これだけあれば当分、栗三昧かな。


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ある日の朝食。食物自給率は5割超えかな?

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 ある日の我が家の朝食です。地味と申しましょうか、かなり冴えない印象です。

 でも一品ずつ検(あらた)めてみると、地元の素材や自家製の食材を意外に使っていることに気づきました。

 卵かけごはんにぶっかけた納豆は、地元の大豆に納豆菌を絡ませて発酵させたもの。

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 味噌汁の味噌も古民家の屋根裏に3年間、寝かせて拵えた自家製です。具のスナップエンドウは畑で穫れました。

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 メンマは古民家の庭にニョキニョキ生えたハチクを茹でたもの。

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 梅も庭になった姿の悪いやつを砂糖漬けにしてみました。

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 こちらは地元の小豆に地元の米麹を加えて発酵させたアンコ。砂糖を使わないのにほんのり甘くて美味です。

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 デザートのブルーベリーは、朝摘みした実をざっと水洗いして皿に大盛りにしました。

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 ...と、改めてこんなふうに眺めてみると、スーパーで買ってきたのはトマトとキムチぐらいなんですね。

 今の季節、我が家の食物自給率は5割を超えているかもしれません。


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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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