氷点下の安曇野で電動アシスト自転車を初乗りしました
先日、赤帽のおじいさんが届けてくれた電動アシスト自転車です。
「ほぼ完成した状態でお届け!」ということで、最終組み立ては自分でやる必要があります。
何しろデカいので、厚手の段ボール箱から本体を取り出すのが少々手間でしたが、姿を現したのはこちらの「ほぼ完成形」。
取説には、未装着のサドル、ハンドル、ペダル、カゴを自分で取り付けよと書いてあります。
ご丁寧にそれぞれの作業時間について、
・サドル固定(約1分)
・ハンドル固定(約3分)
・ペダルの取り付け(約5分)
・カゴの取り付け(約10分)
と明記してあり、トータル20分でできると太鼓判。
逆にそれがプレッシャーになった感もありますが、せっせとスパナを回転させて立ち働き、気がつけば確かに20分ぐらいで完成しました。
お、見た目はまともなママチャリです。問題は真っ直ぐ走って止まるかですが、家の周囲で試乗してみた感じでは特に問題なさそう。ブレーキも良く利きます。
では、ということで晴れの安曇野サイクリング(じつはスーパーへの買い物)に出かけました。
ハンドルの操作パネルに電源スイッチがあり、平らなところでONにすると、おお!アシスト力を抑えた「エコ(低)モード」でもスルスル滑らかに加速します。
下り坂は電源を切って走り、平坦な舗装道も1~3速のギアを切り換えれば特に電動アシストの必要を感じません。車体が軽くて軽快です。
上り坂に差し掛かったところで電源を入れ、坂道の勾配に応じてアシストモードを低→中→高と切り換えていくと、平らな道を走っているのと大差ない感じ。ほとんど抵抗なく漕ぎ続けられます。
電動アシストが掛かってからの挙動が自然なのは、モーターが前輪駆動だからでしょうか。
急勾配の長い坂も、ギアを一番軽い1に落としてみると息が上がることなく登り切りました。
もちろんバイクじゃないので多少は踏力が必要ですが、安曇野のサイクリングにはこれくらいの電動アシストがちょうどいいかな...というのが初日の感想です。
ただしペダルを踏む足が楽な分、スピードが乗るので全身に風が当たり、冷たいのなんの。あろうことか帰り道には小雪が舞い始めて、気温がマイナス1度まで下がりました。
遠くを見渡しても人影はほとんどなく、まして自転車に乗っているおバカさんは他に誰もいません。
やっぱり自転車は氷点下の乗り物じゃないってことを痛感した次第です。