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大丈夫と甘く見ていたスズメバチが、今年も...

 異常なほどの猛暑続きで、今年はほとんどヤブ蚊に刺されませんでした。暑過ぎて蚊が活動できなかったんですね。

 蚊と同様にスズメバチも目にする機会が少なく、毎年刺されている私たちとしては「しめしめ今年こそは大丈夫」と高を括っていたんですが...

 ほんの1週間ほど気を緩めている隙をついて、薪置場の屋根裏にバレーボール大の巣を作られてしまいました。

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 望遠レンズで観察すると、凶暴なことで知られるキイロスズメバチがさかんに出入りしています。

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 去年もほとんど同じ場所に巣作りされて、知らずに横を通っただけで襲撃されました。

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 事態は待ったなしです。ホームセンターにハチ退治用の殺虫剤を買いに走り、いつもの七つ道具(ゴーグル、ネット付きの防止、皮手袋、トング、ミニスコップ)を揃えて日暮れを待ちました。

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 夕日が北アルプスの向こうに傾いたのを合図に、厚手の雨合羽の上下を着込んで長靴を履きスタンバイ。さらに暑さ対策として、今年新たに導入したファン付きベストを羽織ると、かなり怪しい出で立ちになりました。

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 巣の真下に脚立を立てて忍び寄り、殺虫剤を一気に噴射します。

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 不意を衝かれたキイロスズメバチは薬剤まみれになってボタボタと地面に落ち、残った数十匹が狂ったように周囲を飛び回ります。

 一部はパチパチとベストに体当たりしてきますが、構わずスコップで巣を根本から掻き落としました。

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 こちらが地面で真っ二つに割れた蜂の巣です。殺虫剤を十分に吹きかけ、トングで素早くつまんで二重にしたゴミ袋に放り込みます。殺虫剤の残りを注入して口をきっちり結び、作業を終了しました。

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 かかった時間は5分ほど。刺されることもなく、あっという間に片付きました。毎年、同じことを繰り返しているうちに、ビーバスターとしてのスキルが多少アップしたのかもしれません。

 翌朝、巣が落ちたあたりを見て回ると、働き蜂と幼虫が折り重なるようにして死んでいました。

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 殺生は気分の良いものではありませんが、殺(や)らなきゃ殺られる手強い相手なので仕方ありません。先手必勝ですね。


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憎っくきスズメバチを一網打尽に

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 今年もまんまとスズメバチの餌食になった私たち。

 自宅敷地内のまさに生活動線の真ん中に、直径40センチはあろうかという巣が出来ていたのに気づかなかったんですね。

 ちょっと視線を上げればイヤでも目につくはずの薪置場の屋根の下。地上3.5メートルぐらいのところに垂直にぶら下がっていたんですが、刺されたその日まで迂闊にも見過ごしていました。

 チクリ、というかドカンと一刺しされたのは土曜日の朝のこと。

 応急手当を済ませ、すぐに駆除を考えましたが、週末は作業中に万一のことがあっても駆け込める病院が限られているので、月曜日になるのを待ちました。

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 月曜日の夕方6時。空が暗くなりだしたのを見計らって雨合羽の上下に長靴、長手袋を着込み、ゴーグルを着用しました。

 仕上げに防虫ネット付きの園芸用の帽子を被って準備完了です。

 右手に殺虫剤のスプレー、左手にバーベキューで使うトングとスコップ、大判のゴミ袋を握りしめて現場へにじり寄りました。

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 巣の真下に脚立をそっと置き、斜め下2メートルほどの位置から殺虫剤を一気に噴霧すると、表面近くにいた働きバチが四方八方に逃げ去りました。

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 その隙に脚立に登り、巣の下に開いている穴めがけて間髪をいれずスプレーを噴射。殺虫剤が滴り落ちるのを確認してから、今度は1メートルほどの距離を保って表面に満遍なく殺虫剤を吹き付けました。

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 薬剤まみれになって落ちていくハチ、穴から飛び出して狂ったように不規則に飛翔するハチ…ゴーゴーとものすごい羽音が渦巻く中を、脚立の上で背伸びして巣の付け根にスコップの先端を当てグリグリグリ。力任せに切断しました。

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 スズメバチ特有のマーブル模様の丸い巣がドスンと地面に落下。表面が割れて粉々に崩れ、中から何層にもなった巣の中身が露出しました。

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 白い卵やウジャウジャと蠢(うごめ)く白い幼虫たち。そこにダメ押しのスプレーを吹きかけ、卵を必死に庇おうとする成虫も一網打尽にしました。

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 羽音が弱まったのを見計らって、ゴミ袋を二重にして中に巣を放り込みます。ビニール袋の口を閉じて隙間からさらに殺虫剤を注入。口をきっちり結んで駆除作業が完了しました。

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 所要時間はおよそ15分。以前、バーベキューハウスに同じぐらいのサイズの巣ができたとき、プロに駆除してもらいましたが、その際のスズメバチ・バスターの一挙手一投足を頭に叩き込んでおいたおかげで自然に体が動きました。

 不意を突かれたハチたちは一度も反撃することなく、逃げた働きバチも散り散りに。やっぱりハチの巣駆除は一気呵成に執り行うのが鉄則ですね。

 翌朝、地面に落ちた死骸を確かめると、スズメバチのなかでも図抜けて攻撃性が高いといわれるキイロスズメバチでした。

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 道理でただ下を歩いていただけで何の警告もなしに攻撃されたわけです。

 恐るべし、キイロスズメバチ。じつは猛暑の夏はより攻撃性を増すといいます。

 今年、あと何回バトルしなけりゃいけないのでしょうか? いやはや気が滅入ります。

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不覚!今年もスズメバチにチクリとやられちゃいました

 毎年、8月から10月のどこかでスズメバチの餌食になる私たち。

 今年こそは気をつけようと、庭に出るときは指差し点呼の構えで用心していたんですが...

 朝、薪置場の前を通りかかると、

 ブ~ン!

 左耳の真裏に絡みつくような重低音のイヤな羽音がしたと思ったら、いきなりズン!

 左肩に衝撃が走りました。

 筋肉注射を5本まとめて打たれたような強烈な圧力とともに、強い痛みが走りました。

 ハチだ…咄嗟に体を屈めて背後に目を配ると、作業場の軒下にかなり大きなスズメバチの巣が出来ているじゃありませんか。

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 ウンウンと唸るような羽音が交錯し、多くの働きバチが活発に出入りを続けています。

 一体いつの間に? 1週間前には無かったはずの巣が、ここまで巨大に育っているとは...

 急いで母屋に取って返し、エマージェンシー用に常備しているポイズン・リムーバー(毒の吸い取りポンプ)を背中に当ててシュポシュポと毒抜きをしました。

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 10回ほど繰り返すと刺し傷からピンク色に染まった液体が浮いてきます。きれいに拭き取って、ひとまず毒抜き完了。

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 以前、病院で処方してもらった抗アレルギー剤とステロイド入りの軟膏があったのを思い出して引き出しを漁ったら、残っていました!

 消費期限は怪しいですが、ひとまず飲み薬を服用して軟膏をぬりぬり。何とか事なきを得ました。

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 スズメバチの活動は10月に最凶暴化すると言われています。先が思いやられます。


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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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