やっぱりプロの仕事はソツがない。カーポート修繕
カーポートの破れた屋根の補修を工務店に見積もってもらいました。
安くないだろうなぁ、と覚悟はしていたのですが、届いた見積書を見て「・・・」。
材料費だけで30万円以上もします。施工料を加えると、ざっと40万円超の出費になることがわかりました。
50年超のオンボロ・トラクターの置き場に、そんなにお金をかけてどうするんだい...と自問自答すること2日。
それでもプロにきちんと修繕してもらったほうが安心だと腹をくくり、先日、松本の業者さんに来てもらいました。
二人の職人さんがカーポートに脚立を立ててスルスルと屋根に上って、穴の空いた屋根のアクリル板を剥がしていきます。1時間半ほどかけて屋根全体を素通しにしました。
続いてトラックの荷台からポリカーボネート製の平板を下ろします。ブロンズ色の厚みのある板です。
以前のアクリル板はペナペナで肉厚が足りず、雪の重みと経年劣化でダメになったようだ、と職人さん。
今回のポリカーボネート平板なら、まず大丈夫と太鼓判を押してくれました。
一人が屋根の上で平板を受け取り、脚立に乗ったもう一人と位置決めしながらスチールの骨組みに固定していきます。
1時間半ほどかけて屋根全体をブロンズ色の透明ボードで覆いました。
最後に表面の保護シートを剥がすと...おお!傷ひとつ無い天板を透かして、周囲の木立がクリアに見えます。
脚立に上って上から眺めてみました。木立が鏡のように反射しています。
以前のアクリル屋根と見比べても、その差は歴然。
やっぱりプロの仕事はソツがありませんね。
ご老体トラクターも何だか若やいで見えてきました。