4年前、ホームセンターで単管パイプとクランプを買ってきて組み立てたキウイ棚です。
南北方向に6メートル、東西に2メートル。計6本の支柱を立てて、水平方向に張り巡らしたパイプにキウイの枝を誘引しました。
これで万事うまく行くと思っていたのですが、キウイの生長とともに鉄パイプが北東方向に徐々に引っ張られて、気が付いたら倒壊寸前まで変形していました。
完成直後のキウイ棚。
で、こちらが昨年秋の収穫期のキウイ棚です。垂直に立っていなくてはいけない支柱が斜めに傾いています。
原因は単管パイプを通した足元のコンクリ土台でした。
本来これは地中に埋めて強度を出さなければいけないんですが、無知な私たちは地面にポンと置いてパイプを挿し、そのまま使い始めちゃったんですね。
キウイの枝は生長とともにどんどん太く逞しくなって引っ張る力が増幅します。それを計算に入れず、お気楽に棚を設置した私たちがバカでした。
それでも昨年はこの倒れかかった棚の下に600個もの実が付いたんです。一部は地面すれすれのところまで垂れ下がっていました。
この先、放置しておいたら今年の収穫時には柱が横倒しになって一巻の終わりかも。
そこでクランプのネジを外して一旦パイプをばらし、地面に穴を掘ってコンクリの足を埋め直すことにしました。
手始めに繁りに繁ったキウイの枝を強剪定。すっきりしたところで、棚全体を1メートルほど西側に平行移動させるべくメジャーで測って地面を掘ります。
6個の足を埋め直し、再度組み立てたのがこちらです。キウイ本体からはかなりズレた場所に組み上がりましたが、誘引すれば枝を伸ばしてくれでしょう。
コンクリの基礎部分をしっかり埋めたので、今度こそ強度は出ていると思います。
キウイの木には迷惑をかけちゃいましたが、新しい棚でおいしい実をいっぱい付けくれと願うばかりです。
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テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報