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アマビエならぬ「ワサビエ」って知ってます?

 コロナ禍で最近、注目の妖怪アマビエ。長髪で簑のような体毛?に覆われ、胸はウロコ状です。クリクリのつぶらな瞳と小鳥のようなくちばしが、ゆるキャラっぽくて少し現代風な感じもします。

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 疫病払いにアマビエの絵を見ると効果がある(と、アマビエ自身が江戸時代に熊本の役人に申し述べた)そうで、巷にはキャラクター商品も出始めているようです。

 そんなアマビエにあやかった「ワサビエ」というキャラが、安曇野の小林わさび店で“アルバイト”をしています。

 正確に言うと、同店の家族が手芸の得意な友人に作ってもらったというフェルト製のぬいぐるみなんですね。

 同店のインスタグラム・アカウント「@wasabie358」でわさび&安曇野の魅力を発信中です。

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 インスタで知って気になり、わさび漬けを購入するついでに小林わさび店でワサビエを探しました。

 でも、店内を見回しても姿がありません。思わずお店のご主人に、

「あのぉ、ワサビエってどこにいるんですか?」

 キョロキョロしながら尋ねると、

「まぁ、ご存じでしたか? あちこち連れ歩いて汚れてしまったんで、奥に引っ込めてあるんですよ」

 少し照れ臭そうに、壁際に隠すように置いてあったカレーのソースポットを持ってきてくださいました。

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 こちらがワサビエと、わさび(本物)。一品モノの非売品です。なんだか盥で行水しているようにも見えます。

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「意外に小さいんですね」
「体長18センチです。みなさん、もっと大きいものを想像していたとおっしゃいますね」
「後ろ姿も見せていただけます?」
「どうぞどうぞ」

 わさびの葉っぱ状の頭髪(フェルト)と、黄緑色の体毛(毛糸)に足もとまですっぽり覆われています。元祖アマビエの基本フォーマットはちゃんと踏襲しているようです。

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 同店では、コロナ禍で落ち込む地域を元気にしたいと考えて、わさびキャラによる安曇野案内を思いついたのだそうです。

 わさびには抗菌・抗カビ作用があります。COVID-19に効くかどうかは定かではありませんが、疫病退治のイメージキャラとして十分、可愛いんじゃないでしょうか。

小林わさび店

テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

甘口の酒粕がわさびの辛みを際立たせる「小林わさび店」

 安曇野の名産品といえば生山葵(わさび)「わさび漬け」です。

 白いご飯にわさび漬けをチョチョイと載せていただくのが、三度のメシより大好きな私たち(語義矛盾してますが…)にとって、ここ安曇野はまさに“ツン辛パラダイス”なんですね。

 先日、穂高駅にほど近い専門店「小林わさび店」を訪ねました。

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 SEIYU穂高店の真向かいにある3階建てのビルの1階が店舗です。

 ショーケースには、大小さまざまなサイズのわさび漬けの箱が並んでいます。

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 生わさびも販売中です。

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 私たちはわさび漬けを量り売りで300グラム、買い求めました。

 300グラムで1296円。税抜き1200円は、安曇野界隈では標準的な価格でしょうか。

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 家に帰ってさっそくご飯と一緒にいただきました。

 ツ~ンとくる辛みと刺激は、鮮度の高さを物語っています。正直、かなり辛いです。

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 じつは酒粕の味付けが甘口で、わさびの辛さが余計、引き立つんですね。

 もう少し酒粕がビターなほうが私たちの好みですが、これはこれでありでしょう。

 小林わさび店には、他に「葉わさびのしょう油漬」という人気商品がラインナップされているらしいのですが、あいにくこの日は品切れ。次回、試してみたいと思います。


「小林わさび店」




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穂高神社の斜向かい。「小笠原わさび店」のわさび漬けはおすすめ

 安曇野の名産品といえば生山葵(わさび)と「わさび漬け」です。安曇野一帯には、知る人ぞ知るわさび漬けの専門店が点々と暖簾(のれん)を掲げています。

 そんな専門店のなかでも地元に根強い人気を誇るのが、「小笠原わさび店」

 穂高神社の斜向かいに、ご覧のようなどっしりした古民家を構えて営業しています。

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 ガラスケースに並んでいるのは化粧箱の見本です。内容量180g(800円)から1100g(4800円)の大箱まで、きちんと整列しています。

 その手前に、ゴルフのコンペのトロフィーみたいなものが並んでいます。プレートを覗くと、わさびの品評会で優勝したと刻印してありました。プロにも認められた味なんですね。

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 ガラスケースの左隅に「わさび漬(包み)内容量200g 800円」という小さな包みがありました。

 右隣には内容量180gの「わさび漬」が並んでいて、同じ800円ながら内容量に20gの差があります。

 店のおばさんに理由を尋ねると、その差分は「箱代」なんだそうです。

 迷わず箱なしの20g増量バージョンを買い求めました。

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 おばさんは、大きな保冷庫から木べらでわさび漬けを取り出し、量り売りしてくれます。

 待っている間に常連さんらしき地元の男性がふらりと入ってきて、2000円の箱入りをひとつ、注文して出て行きました。後で取りにくるのでしょう。

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 家に帰って白いごはんに乗せて頂きました。
 
 地元産の生わさびに酒粕、酒精、食塩だけで作られた天然素材のわさび漬けだけあって、香りを嗅ぐそばから鼻の奥がツンツンしてきます。

 長く太めに切ったわさびは腰があり、噛み応え十分。しかも辛いこと。それが酒粕のほんのりとした甘さに包まれて、ほどよい口当たりに調整されています。

 風味といい、辛さと甘さの“振れ幅”の大きさといい、土産物屋の店頭で売っているパック物とはまるで別次元の新鮮さです。

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 明科駅前の「望月山葵店」のわさび漬けも素朴で強烈な刺激に満ちた味が印象的ですが、ここ「小笠原わさび店」のそれも望月山葵店に匹敵するクォリティだと思いました。

 お勧めです。

「小笠原わさび店」




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明科駅の近くに、安くて美味しいわさび漬けの専門店が

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 安曇野といえば「わさび(山葵)」が有名です。新鮮な生わさびが比較的安く手に入るほか、おいしいわさび漬けを置いている専門店が街のあちこちにあります。

 わさび漬けの場合、量り売りで100グラム350円~。一般的な箱詰めのもので100グラム500~1000円が相場でしょうか。

 スーパーや土産物店ではもっと安い商品も売っていますが、原材料の表記を見ると保存料やアミノ酸入り…なんて書いてあったりします。完全無添加の本格的なわさび漬けは、専門店で買い求めるのがいちばんでしょう。

 1年ほど前、JR明科駅前を通った折、「望月山葵店」という看板を見つけました。クルマを停めてガラス張りの店内を覗くと、ショーケースにいろいろなサイズの空箱が並べてあります。

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 店構えが地味なせいか、これまで気づかず通り過ぎていましたが、ちょうどわさび漬けが切れていたので試しに買ってみることにしました。

 おばさんにいちばん小さな箱をくださいと言うと、奥からホーローの容器を出してきて、木箱にヘラで擦り切り一杯、盛ってくれました。

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 つ~んと良いニオイがします。きれいに包装して紐をかけてくれました。

 内容量は200グラム強。もちろん、このお店の自家製です。

 お値段は700円。専門店クラスとしては、リーズナブルな価格です。

 包装紙には「風味絶佳 農林水産大臣賞 受領」と書いてあります。期待はいやがうえにも高まります。

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 家に帰り、さっそくご飯を炊いていただきました。

 結構、大きめに刻んだわさびがたっぷり入っています。白いご飯に載せると、プリプリしたわさびの切り身がきらきら光ります。

 混ぜ物のない、素朴で強烈な刺激に感激しました。

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 安曇野のわさび専門店は穂高と豊科に集中していますが、「望月山葵店」は観光ルートから少し外れた場所に暖簾を出しているせいか、地元のなじみ客を相手にひそやかに商いを続けているといった印象です。

 通販もネット販売もしていないようです。お店のホームページも見当たりません。

 しかし、こちらのわさび漬けは美味い。美味くて安い。以来、すっかりファンになってしまいました。



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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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