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里の家の“化粧直し”がスタートしました

 随分前の話になりますが、古民家の屋根を塗り直した件について書いたことがあります(→古民家は屋根のメンテナンスも大変です)。

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 当時、すでに築140年以上経っていた我が家は、茅葺きの上に亜鉛メッキ合板の屋根が葺(ふ)いてあり、その合板が傷み始めていたんです。

 足場を組んで急勾配の屋根に上って行う塗装は、見ているこちらがハラハラし通しの危険な作業でしたが、さすがにプロの職人さんたちの仕事にはムダが無く、下塗り1回+上塗り2回を短期間に仕上げてくれました。

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 あれから11年。今度は里の家が長期修繕の時期を迎えています。

 里の家も築20年を過ぎて、雨ざらしになっている木部に傷みが目立ってきました。

 業者さんに見積もってもらうと、塗装そのものより足場の料金がバカにならないことがわかりました。

 どうせ足場を組むんだったら、木部だけじゃなくて壁全体を塗り替えてしまおうか、という話になり、今月から工事がスタートしています。

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 足場は1日で組み上がり、翌日には高圧洗浄機で母屋の外壁を水洗い。翌々日から壁の塗り替えが始まりました。

 雨の季節に入ってきたので、工期に余裕を持たせて作業が進んでいます。

 何となく煤けた感じの里の家ですが、さて、どう変身するやら...楽しみです。

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梅雨を前に側溝のドブ浚い

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 古民家は湿気が大敵。建物をいつまで濡れたままにしておくと、根太(ねだ)が腐ったり、シロアリがたかったりで大変なことになります。

 ことに梅雨時は、大量の雨が急傾斜の屋根を伝って母屋の周囲に降り注ぐため、雨水の効率的な排水がメンテナンスのキモになります。

 我が家の場合は、母屋をぐるりと取り囲むように側溝が掘ってあり、庇の先端から雨水が落ちると、ちょうどそこに着地するようにできています。

 どんなに大雨が降っても、母屋側に水が流れ込まない設計なんですね。

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 ところが、一冬過ごすうちに落ち葉や枯れ草が側溝に溜まっていき、徐々に溝が浅くなってしまうのです。

 放っておくと、雨水が母屋の床下に逆流しはじめます。

 そんなわけで、毎年、梅雨入り前に側溝のドブ浚いをするのが我が家の年中行事になっています。

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 鍬で溝に溜まった枯れ葉や腐葉土をせっせと掘り返します。枯れ葉は水分を吸って意外に重く、軽く汗ばむ作業です。

 小一時間で側溝の底まできれいに見えるようになりました。これで梅雨も安心。台風だろうが何だろうがどんと来い、です。


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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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