うわぁ!古民家の煙抜きにスズメバチの巨大巣が!!
ケヤキやクヌギ、カエデが落葉して、最近ようやく我が古民家の全貌が見通せるようになりました。
改めて眺めると、やはり無駄にデカイ建物です。
デカ過ぎるために、囲炉裏に火を熾しても暖気は屋根の「煙抜き」からどんどん外に抜けてしまって、家の中が取り残されたみたいに寒々としています。
そもそも屋根に「煙抜き」の穴が空いていること自体、暖房に不向きな家だよなぁ…などと呟きながら、屋根のてっぺんを見るともなしに見ていたら、
「おや? 煙抜きに何か挟まっているんじゃないの?」
遠目では良くわからないので、カメラのズームで寄ってみて仰天! 何とスズメバチの巨大な巣が穴を3分の1ほど塞いでいるではありませんか!
屋根と屋根の隙間いっぱいに、少し垂れ下がるような感じで営巣されています。直径は優に1メートル以上あるでしょうか。
そういえば今年は夏から秋にかけて、囲炉裏端にスズメバチがやたら舞い込んできて困りました。
スズメバチの死骸も普段の年よりよく見かけるなぁ、とは思っていたのですが、まさか頭上にこんな巨大な巣ができていたとは…。
冬とともにスズメバチは死滅します。同じ巣が来年以降、居抜きで使い回されることもありません。
とは言え、知らぬ間に天井裏をテロリストのアジトにされていたようなもの。家族(と犬)に被害がなかったのは幸いでしたが、知らぬが仏とは、このことです。
くわばら、くわばら。