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氷点下の安曇野で電動アシスト自転車を初乗りしました

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 先日、赤帽のおじいさんが届けてくれた電動アシスト自転車です。

 「ほぼ完成した状態でお届け!」ということで、最終組み立ては自分でやる必要があります。

 何しろデカいので、厚手の段ボール箱から本体を取り出すのが少々手間でしたが、姿を現したのはこちらの「ほぼ完成形」。

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 取説には、未装着のサドル、ハンドル、ペダル、カゴを自分で取り付けよと書いてあります。

 ご丁寧にそれぞれの作業時間について、

・サドル固定(約1分)
ハンドル固定(約3分)
ペダルの取り付け(約5分)
カゴの取り付け(約10分)


と明記してあり、トータル20分でできると太鼓判。

 逆にそれがプレッシャーになった感もありますが、せっせとスパナを回転させて立ち働き、気がつけば確かに20分ぐらいで完成しました。

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 お、見た目はまともなママチャリです。問題は真っ直ぐ走って止まるかですが、家の周囲で試乗してみた感じでは特に問題なさそう。ブレーキも良く利きます。

 では、ということで晴れの安曇野サイクリング(じつはスーパーへの買い物)に出かけました。

 ハンドルの操作パネルに電源スイッチがあり、平らなところでONにすると、おお!アシスト力を抑えた「エコ(低)モード」でもスルスル滑らかに加速します。

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 下り坂は電源を切って走り、平坦な舗装道も1~3速のギアを切り換えれば特に電動アシストの必要を感じません。車体が軽くて軽快です。

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 上り坂に差し掛かったところで電源を入れ、坂道の勾配に応じてアシストモードを低→中→高と切り換えていくと、平らな道を走っているのと大差ない感じ。ほとんど抵抗なく漕ぎ続けられます。

 電動アシストが掛かってからの挙動が自然なのは、モーターが前輪駆動だからでしょうか。

 急勾配の長い坂も、ギアを一番軽い1に落としてみると息が上がることなく登り切りました。

 もちろんバイクじゃないので多少は踏力が必要ですが、安曇野のサイクリングにはこれくらいの電動アシストがちょうどいいかな...というのが初日の感想です。

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 ただしペダルを踏む足が楽な分、スピードが乗るので全身に風が当たり、冷たいのなんの。あろうことか帰り道には小雪が舞い始めて、気温がマイナス1度まで下がりました。

 遠くを見渡しても人影はほとんどなく、まして自転車に乗っているおバカさんは他に誰もいません。

 やっぱり自転車は氷点下の乗り物じゃないってことを痛感した次第です。

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電動アシスト自転車を買いました

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 里の家の周辺は安曇野のサイクリングコースになっています。春から秋にかけて、JR駅前などで自転車をレンタルした観光客が我が家のまわりを颯爽と走り抜けていきます。

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 そんな楽しそうな姿を目にするにつけ「自転車もいいなぁ」という思いが募ってきました。

 というのも私たちを含めて地元民は、中高生の通学用を別にするとほとんど自転車のペダルを漕ぐ機会がありません。

 安曇野は北アルプスの麓にすり鉢状に広がった地形なので、等高線に沿って移動する場合を除けば、どこへ行くにも緩い坂道が待っています。

 アルプスの壮大な景色を楽しみながらサイクリングを満喫するには最高なんですが、普段遣いに自転車を...となると結構太腿がパンパンになってしまいます。

 自転車を買うなら電動アシストしかないなぁ、でも高いしなぁ...と躊躇すること7年。先日、Amazonのタイムセールのお知らせを見ていたら、26インチのママチャリタイプの電動アシスト自転車が特価販売していました。

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電動アシスト自転車 26インチ シティサイクル 40km走行可能 リチウムイオンバッテリー 5.8Ah シマノ 内装3段 フロントモーター 前輪駆動 トリプルセンサー 型式認定 公道走行可能 簡易組立必要品



 定価8万3000円ほどのところ、タイムセールで7万円ちょっとになっているじゃないですか!

 ググってみると一応、国内販売会社が企画・製造しているらしく、主要パーツは日本製らしいとわかりました。

 ブリヂストンやヤマハなんかの国内メーカー品の半額ですが、素性の怪しい中華チャリではなさそうです。

 耐久性についてはわかりませんけど、こりゃ安い。お値段につられて思わずポチってしまいました。

 数日後、赤帽のおじいさんがフゥフゥ言いながら軽ワゴンの荷台から降ろしてくれたのが、こちらです。

 
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デカイ。そして一人で持つには重過ぎます。これでもなお完成した状態ではなく「 簡易組立必要品」なんですから恐ろしい。

 
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早速、開梱しようかと思ったものの、大きさに圧倒されて荷姿を眺めるうちに日が暮れてしまいました。

 組み立ては後日ということに。ちょっとワクワクしてきました。


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丈夫で長持ち。Makitaの草刈り機はダイ・ハード!

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 12年前、古民家の庭の雑草刈り用に購入したMakitaの草刈り機。2ストロークエンジンに混合ガソリンを入れて使います。

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 現在、店頭で売られている刈払い機には、ハンドルを放すとクラッチが切れる安全装置が付いているんですが、こいつは安全基準が変わる前の旧製品。

 なのでハンドル周りが非常にすっきりしています。

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 農家さんに言わせると、運転中ハンドルを握り続けなくていい旧タイプの草刈り機は、疲労が少なく値千金なんだとか。

 実際、軽くてエンジンのかかりは良いし、そこそこパワーもあるので我が家でも重宝しています。

 しかも構造がシンプルなためか、故障しません。

 過去、二度ほど動かなくなったことがありますが、うち一回は排気口にドバチ(クロスズメバチ)が巣を作って詰まっていたのが原因で、ドライバーを突っ込んで巣を取り出したら直りました。

 本格的に?壊れたのは一度だけ。振動でボディを固定しているボルトが外れ、運転中に本体がバラバラになってしまったんですね。

 先日も里の家の雑草を刈っていると、エンジンがプスンプスンと情けない音を立てて止まり、何かが後ろに飛んでいくような気配がしました。

 草刈り機を肩から下ろしてびっくり。ボディの後ろ半分が剥き出しになっていて、ガソリンタンクがぶら下がっています。

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 あたりを見回すと足元に本体カバーが、3メートルほど後方にリコイルスターター(ヒモを引っ張ってエンジンをかける装置)が転がっていました。

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 ホームセンターで直径4ミリのステンレス製のボルトを買ってきて、落ちた部品を寄せ集め、きつく締め直したところ、たちまち元通りに。

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 エンジンは一発でかかって何事もなかったように草刈りを続けることができました。

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 呆れるほど単純でタフなヤツです。

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何てシンプル!トラクターの折れたマフラーにパイプを挿したら元通りに!

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 老体トラクターのマフラーが根元から折れてしまい、以来、運転するたびにものすごい爆音に見舞われている、ということを以前、このブログで書いたところ(→老体トラクターのマフラーがポキリ!)、ご愛読いただいている「浜さん」から、こんなアドバイスを頂きました。

実物を見てないので勝手な事を言います。{^________^;}

マフラーは溶接しづらいですね内部が熱でボロボロで、溶接しているそばから穴が開いてしまいます。

エンジン側の内径に入るパイプを探して中に差し込み15㎝程延長しそれに外径のパイプを差し込みます。つまりインロー接ぎです。それにマフラーを取り付けられませんか?
マフラー側にも破損があれば同じように接点を作りつなぎます。たぶんパイプ径がぴったりするものは無くある程度のクリアランスが出てしまうと思います。エンジンの振動でガタガタになってしまうので、耐熱のパテかマフラー用補修テープ(熱で固まる包帯のようなもの)で補修すれば何とかなると思います。

浜さん


 マフラーにパイプで芯を通して本体と接ぐというアイデア...なるほど、これはいけるかもしれません。

 ちなみに「インロー接ぎ(印籠接ぎ)」というのは釣り用語で、竿と竿をパイプ状のペグで接ぐ技法だそうです。

 工務店に勤める身内に相談したら、直径の微妙に異なるステンレス製のパイプを4本、持ってきてくれました。

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 またAmazonで調べると「溶接テープ」という特殊なテープが見つかりました。浜さん言うところの「マフラー用補修テープ(熱で固まる包帯のようなもの)」でしょうか。1000円で購入し、荷物が届くのを待って補修作戦をスタートしました。

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 まず、ステンレス・パイプをマフラーの断面に差し込みます。直径32センチのものが、少し遊びはありますがきれいに嵌まりました。

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 それを折れた排気管にゆっくり挿入すると…おお、ちゃんと自立するではありませんか!

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 全体に腐食していて断面もギザギザ。ぴったり接合する感じにはなりませんが、一応、元の状態に戻ったように見えます。

 その上に、布テープのような形状の溶接テープを30センチほどカットしてぐるぐる巻きにしました。

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 本当にマフラーが過熱すると溶接したように固まるのでしょうか? 半信半疑でしたが、ひとまず修理完了です。所要時間はわずか5分。あっけないほど簡単にできてしまいました。

 問題はここからです。エンジンの振動で差し込んだマフラーが外れたりしないか。またエンジン音は静粛になるのか。実際にやってみるまでわかりません。

 恐る恐るエンジンをかけ、ガレージからトラクターを出しました。

 ギアをハイに、エンジンを全開にしてクラッチをつなぐと…おお!排気音がウソのように静かになったでないの!

 ギアを2速に落として耕運を開始しました。静かです。圧倒的に静かです。イヤーマフなしでは1分たりとも我慢ならなかった爆音が、檻の中の飼い慣らされた猛獣程度におとなしくなりました。

 エンジンと地面から突き上げられる振動でマフラーは多少、左右に揺れますが、スポンと抜け落ちるようなことはありません。

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 そのまま1時間半ほどかけて畑全体を耕しました。

 じつはマフラーが折れて以来、エンジンの調子が悪くて、タイヤがギャップに嵌まるとすぐエンストしそうになっていたのですが、それも直ってしまいました。

 専門用語で「排気脈動」とか「排気干渉」とかいう空気の流れがマフラーを失って乱れ、エンジン性能に悪影響を及ぼしていたのだと思います。

 マフラーを差し直したことで「排気脈動」が改善し、復調したんでしょう。トラクター本来の機能も回復したみたいです。

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 作業が終わって折れた箇所を確認すると、溶接テープが少し剥がれかけていました。上手い具合に溶けて溶接されているようには見えないので、巻き直してハリガネで補強しようかと思います。

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 いずれにしても結果は上出来。ほぼ元通りに近いところまで機能復帰したのには感激です。

 アドバイスしてくださった浜さんに、感謝!!感謝!!


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爆音トラクターのためにイヤーマフを購入

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 先日、老トラクターのマフラーが根元から折れ、強烈なエンジン音がダダ漏れになっててしまったことを書きました(→老体トラクターのマフラーがポキリ!)。

 トラクターの構造上、運転席と排気口が近いため両耳がもろに爆音に曝されっぱなしになります。

 畑を耕しただけで、ヘビメタのライヴを2~3会場ハシゴしたような状態に。おかげで立派な急性騒音性難聴?になってしまいました。

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 これはまずい…ということで、急ぎ購入したのがこちらの「防音イヤーマフ」(1780円)。

 工事現場のオジサンが使っているような、ヘッドフォンタイプの耳当てです。

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 さっそく使ってみました。

 耳に当てた印象は「意外に軽いかも」。外耳が締め付けられるような窮屈感はありません。

 首を前後左右に振ってみましたが、やはりそこはプロ仕様だけあってズレたりヨレたりはしません。追従性は十分です。

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 防音を謳っていますが、不思議なことに近くにいる人と普通に会話もできます。本当にこれでトラクターのエンジン音が低減するのかしら?…と不安になるぐらいです。

 ならば試してみようということでエンジンをかけ、畑に出てみました。

 フルスロットルで耕すと...なるほど!たしかにうるさくありません。マフラーが折れる前と同程度か、かえって静かなくらいです。


 これは使える。そう思って後で外箱に書いてある製品仕様に目を通しました。

遮音値:NNR 28dB / SNR 34dB


 遮音値の意味がわからなかったのでネットで調べると、モノタロウのホームページにわかりやすい解説が載っていました。

 NNRとは「ノイズ・リダクション・レイティング」という騒音の減衰を表す指数で、日本やアメリカではこの値が使われているそうです。一方SNRはEUで採用されている類似の指標です。

 今回の防音イヤーマフの遮音値は28dBですから、これを装着すると外界の騒音値から28dBを差し引いた騒音が耳に入ってくる計算になります。

 モノタロウのサイトに主な騒音値の表が載っていました。最強のノイズは、ライヴの104dBや、はつり作業の109dB。

 仮に我が家のオンボロトラクターの爆音をライヴ相当に見立てると、

 104dB - 28dB = 76dB

 となって、これはドライヤーが出す音とほぼ同じぐらいにあたります。

 ま、ドライヤーのノイズなら我慢できるレベル。ひとまず、大事な耳のプロテクトにはなってくれそうです。

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老体トラクターのマフラーがポキリ!

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 このツチノコのようなモノ、何だかわかりますか?

 トラクターのマフラーです。

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 先日、畑の隅っこのほうを耕していて、うっかりマフラーを柿の木に引っかけてしまいました。

 というのも、我が家の「KUBOTA L3001」はボンネットの横から空に向かって、ご覧のマフラーが垂直に突っ立っているんです。

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 低い枝だとよく先っぽに当たることがあるんですが、今回は少し圧がかかっただけで根元からポッキリ。

 なにしろとんでもなく年季の入ったシロモノですから、腐食していたのでしょう。

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 でも、一旦マフラーが取れてしまうと、エンジン音が爆発的に増幅します。

 当たり前ですよね、マフラーって静音装置なんですから。

 我慢して残りの作業を終えましたが、エンジンを切った後も数時間、耳に水が入ったみたいに聞こえにくくなりました。

 これはまずい。放置しておくと騒音性難聴になっちゃうぞ。

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 さっそく、地元のクボタの営業所に電話で直せないか尋ねてみました。

「え? L3001? それ40年以上も前のトラクターだよ。調べてみるけど部品はないんじゃないかな」

 電話に出たオジサンはすぐ折り返しの連絡をくれましたが、部品の供給はとっくの昔に打ち切り。中古部品の在庫もゼロだと言います。

「待っていればいつか中古部品が出てきますかね?」

「出ない出ない。あの時代のトラクターはみんな海外に流れて行っちゃうんだよ。一旦、海外に出たら、もう二度と戻ってこないからね」

 そういえば、以前、謎のパキスタン人が我が家のガレージの中にKUBOTA L3001を発見して、「15万円で買うよ」と言ってきたことがありました(→「パキスタン人?のバイヤーが、我が家のトラクターを買いにきた」)。こんなポンコツでも海外ではお宝扱いなんですね。

「困ったな。折れたマフラーを溶接してつなぐことはできませんか?」

「無理無理。重みを支えられないから」

「じゃどうすりゃいいんでしょうね?」

「そのまま乗るしかないね」

「マフラー無しで乗り続けて機能的に問題はありませんかね?」

「うるさいだけだよ。近所からクレームが出ないように注意してね」

 親切なんだか不親切なんだかよくわからないアドバイスを貰いましたが、さてどうしたものやら。

 道路の舗装工事でヘルメット姿のオジサンが使っているような防音ヘッドフォンを買ってくるべきでしょうか。いやはや、参ったな。


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再挑戦!の無線バックカメラ。今度はかなりいい感じです!

 2,999円という信じられない安値で愛車の軽ワゴンにバックカメラを導入したのもつかの間、ずさんな配線工事が祟ってケーブルを焼き切ってしまい、再びリアカメラ無しに戻った顛末は、先日書いたとおりです(→ああ、安物買いの銭失い?…バックカメラあっけなく壊れる

 まあ、バックカメラなんて無くたっていいじゃないの、そもそも贅沢品なんだし…としばらくは居直っていたんですが、家族はそう簡単に許してくれません。

「やっぱりバックするとき、モニターがほしい!」

 はいはい、わかりました。後方視認性が悪くなったのは、私の手抜き工事のせいですよ…。

 というわけで改めてAmazonで探すと、ちょうどこちらの弱みを見透かしたかのように、後付けのバックカメラがタイムセール中でプッシュされていました。

AUTO-VOX W 7 バックモニターセット ワイヤレスバックカメラ 信号安定 電磁波干渉防止 正像・鏡像切替対応

【ワイヤレス設計】モニターの配線による煩わしさはありません。車のリバース線にカメラからの配線を結線するだけで完了します。

【最新の受信装置】2.4GHz周波数で、バックカメラはデジタル信号を使用して、ナビ、テレビ、ETCなどの電磁波に干渉されないよう対策ができていると同時に、発信機が内蔵され、それに、モニターは新開発アンテナを加えて、信号の安定性がアップします。


 解説の日本語が少し怪しいところを見ると、これもたぶんメイドインチャイナでしょう。

 ただ、今回の商品はカメラとモニターをケーブルで繋ぐのではなく、電波で画像を飛ばすと書いてあります。

 それなら不器用な私がケーブルをマフラーに付けて溶かすような不手際も起きないはず。

 定価1万3,500円のところ、タイムセールで1万1,300円というのもまずまずです。

 家族の厳しい目に背中を押されて、思わずポチしました。

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 翌日、届いたのがこちら。以前の激安2,999円に比べると、1万超にふさわしいおしゃれな化粧箱に入っています。

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 中身はご覧のとおり。まずモニターをダッシュボードに吸盤で固定して、シガーソケットから電源を取ります。

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 激安2,999円は電源をドライバー自身がON/OFFするアナログスイッチが付いていましたが、今回の製品はギアをRに入れると自動的にモニターが点灯する仕様です。

 続いてリアのナンバープレートの固定ネジを片方緩めて、カメラを挟み込みます。

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 ナンバープレートにカメラが若干被るため、たぶん車検時には外さなければいけないでしょう。そこでシールで固定するのはやめ、ただ挟むだけにしました。

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 カメラを固定してから、クルマの下に潜り込んでインナートリムを外し、バックランプの+コードを露出します。

 同梱されている日本語マニュアルによれば、バックランプの+コードにカメラの+コードを結線せよ、と書いてあります。

 結線?どうすりゃいいのよ?

 ハタと困って近所のホームセンターで尋ねると、エレクトリックタップという便利な部品があるから、それで二つのコードをサンドイッチすれば結線できますよ、と教えてくれました。

 4個入り350円のタップを買って、バックランプの赤いコードとカメラの赤いコードをパチンパチンと挟み込みました。結線完了です。

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 カメラの-コードはクルマの金属部分に繋いでアースにします。

 これで完成。

 エンジンをかけ、ギアをRに入れると…おお!ダッシュボードの小さなモニターが即座に反応してバックの景色を映し出すじゃないですか!

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 タイムラグは、ほんの1秒ほど。実用上まったく問題ないレベルです。

 画質も以前の激安2,999円より格段に良く、ヘンな歪みもありません。

 これは使える! 

 ついに我が家の中古軽ワゴンに本格バックモニターが搭載されました。

あとは耐久性を祈るのみです。

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イワタニの極小バーナーとカップヌードル&モンカフェがあれば、どこでもキャンピング!

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 抜けるような青空が天高く続く安曇野。用もないのにフラフラと出かけたくなります。
 朝、小さなリュックを握ってクルマに飛び乗り、気の赴くまま、近間の里山や河川敷へ。そこを起点に足が疲れるまでウォーキングするのが楽しみです。

 リュックの中身は水とランチパック…と言っても、私たちのランチパックは携行ガスバーナーとガス缶、ケトルにカップラーメン、それにドリップコーヒーのモンカフェ。

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 たったこれだけですが、野原のど真ん中にいても温かい昼食と熱いコーヒーを楽しむことができるんですね。

 以前はセラミック製のマグカップだの折りたたみ式のフォークやナイフだのをゴテゴテ持ち歩いたものですが、重いしかさばるし、置き忘れて帰ってしまったりするしで、軽量第一のウォーキングには不向きでした。

 時とともに一つ減り、二つ減りして、気が付くと現在のミニマムな構成に落ち着いていたんです。

 何より便利なのが、こちらの「ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB」。あのイワタニがアウトドア用にかなり以前から販売している極小バーナーです。

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 ムダなものを全部削ぎ落とした結果、バーナーの心臓部に脚と五徳(ごとく)を取り付けただけの、究極の“断捨離フォルム”になってしまったメカニカルな製品です。

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 頑丈なプラスティック製のケースから取り出して五徳と脚を開き、ガス缶を装着すれば、高熱効率バーナーのできあがり。

 一見、ひ弱な外観ですが、最大発熱量が2,300kcal/hもあって、メーカーによれば1リットルの水が4分で沸騰するそうです。

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イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB


 五徳が風防を兼用しているので、多少の風でも火は吹き消えません。

 10年以上前、キャンピングカーで古民家物件を物色しながら信州一円を旅していた頃に購入しました。

 当時たしか3000円ぐらいだったと思いますが、最近、ネットで調べたら4000円弱で、まったく同型の新品が絶賛販売中でした。自信をもってお勧めできるアウトドアの逸品です。

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 で、こちらのアルミのケトルは、もともとパーコレータだったのですが、どんなに工夫してもまずいコーヒーしかできないので、今は中にジュニアコンパクトバーナーを入れて持ち歩いています。

 一方、食材はカップヌードルとモンカフェです。

 湯を沸かしてカップヌードルを食べ、空になった容器の脂をウェットティッシュできれいに拭ったら、モンカフェを乗せて熱湯を垂らす…蒸らしながら少しずつお湯を足していくと、そこそこおいしいドリップコーヒーが入ります。

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 カップヌードルの容器は、コンビニのホットコーヒーを二回り大きくしたぐらいなので、ちょっと持ちづらいですけど十分、役には立ちます。

 何よりマグカップと違って中身を食べたら紙並みに軽くなるので、便利なことこの上ありません。

 コーヒーを注いだところは何だかラーメンの残り汁みたいで冴えませんが、それもまあご愛敬。

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 安曇野の素晴らしい秋空を見上げながら、食後のカップヌードルの残り汁…もといホットコーヒーを味わうのは、なかなかオツなものです。




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パキスタン人?のバイヤーが、我が家のトラクターを買いにきた

ある日、開襟シャツを着た浅黒い男が二人、里の家のアプローチを大股でスタスタやってきました。

「すみませ~ん。ちょっといいですか?」

 玄関に立った外国人の一人が、胸ポケットからパウチした名刺を取り出して、

「ガレージのトラクター、売ってくれませんか?」

 唐突にそう切り出しました。

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 受け取った名刺に目を落とすと、ショベルカーやトラックのイラスト入りです。

パキジャパン会社
古物商許可※※※※号
ZAHID
090-0000-0000
SATTAR
090-0000-0000


パキスタンからいらしたんですか?」
「いえ、塩尻から来ました。ここらのお宅で売ってもらえる重機を探していますよ」
「はあ」
「お宅のトラクター、古いけど程度いいね。どう、15万円で買うよ」
「いやぁ、野良で使っているから売れません」
「そう、でも考えてみてね。電話くれたら、すぐまた来ますよ」

 そう言い置いて、二人は悠然と立ち去っていきました。

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 そういえば、少し前に見たテレビの情報番組で、日本の重機がオセアニアや東南アジア、西南アジアで高値で取引されていると紹介されていたのを思い出しました。

 メイドインジャパンは性能が良い上に、日本の中古品はメンテナンスが行き届いていて、世界の中古市場で絶大な人気があるんだそうです。

 特に排ガス規制前に造られた2006年製以前の重機は、第三世界の軽油でも壊れずに動くため、人気が高止まりなんだとか。

 振り返って我が家のトラクターを見ると、製造時期は推定1976年。排ガス規制の遙か昔に誕生した“シーラカンス”です。

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 そのポンコツを数年前、15万円かけてオーバーホールし、一発でエンジン始動するところまでメンテしたのも紛う方なき事実です。

 なるほどジャパニーズ・ユースのセコハンは信頼の証なのかも。

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 買い取り価格15万円が安いか高いかはさておき、こんな田舎の車庫を一軒一軒歩いて回る外国人バイヤーがいるとは驚きです。

 後でネットで調べましたが「パキジャパン会社」(って、日本の感覚からすると社名がヘン!)のホームページは見つかりません。

 何となく怪しい感じの二人組ではありましたが、ここ安曇野にもユニバーサルなビジネスの風が吹き寄せてきているのかも…しれません。


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ああ、安物買いのゼニ失い?…バックカメラあっけなく壊れる

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 少し前、愛車エブリイに税込2999円という激安“後付けバックカメラ”を取り付けました(→軽ワゴンにバックカメラを取り付けました)。

 中古のエブリイには分相応と言いましょうか、ま、この安さでバック時に後ろの景色が映し出されるんだから、文句の付けようがありません。

 モニターをダッシュボードに固定してシガーソケットから電源を取るんですが、シフトレバーをRに入れると自動的にバックモニターが起動する、と思ったら大間違い。ソケットに差した電源ユニットのボタンをON/OFFすることで、手動でカメラの電源を入れる仕組みでした。

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 バックするたびにいちいちボタンを押してモニターを通電させる、というのは少々マヌケですが、2999円なんだから仕方ありません。

 それなりに便利だなぁ、と愛用していました。

 ところが、暑い日が続いたある朝のこと、車庫からクルマをバックで出すタイミングでシガーソケットのスイッチをONにしたら、バックモニターが点灯しません。

 あれれ? もう壊れちゃったんだろうか?

 モニターのスイッチをパチパチ入れたり切ったり、コードの接点を繋ぎ直したりしましたが復旧しません。

 やっぱり激安メイドインチャイナはダメだなぁ~と、潔く諦めることにしました。

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 数日後、イエローハットに立ち寄ってオイル交換をしてもらった時のことです。整備士のお兄さんが、

「あれぇ、お客さん。何かのコードがマフラーに絡みついて溶けちゃってるよ

 クルマの下をのぞき込んで教えてくれました。

 素人がいい加減な配線をしたせいで、バックモニターとリアカメラをつなぐケーブルが途中で撓(たわ)み、マフラーに接触していたのです。

 ダメだったのはメイドインチャイナではなく、雑な仕事をした自分自身でした。いやはや…。

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プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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