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「栗くり坊主」でひたすら栗の皮を剥く

 夜通し強い南風が吹いた次の朝。庭に出ると、3本ある大きな栗の木のまわりに真新しい実がいっぱい転がっていました。

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 頭上の枝の先には、ぱっくり口を開いたイガの中から今にもこぼれ落ちそうな栗が覗いています。

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 残暑が続いているせいですっかり忘れていましたが、いつの間にか季節はみのりの秋を迎えていたんですね。

 汗を拭き拭き、栗拾いに精を出しました。

 我が家の栗は殺虫剤を使わずに放ったらかしにしているせいで、虫食いがあたりまえ。

 表面に黒い穴が開いていたり裂け目がある実は弾いて、右側の捨てカゴへ。見た目がきれいなものだけを、とりあえず左側の収穫カゴに山盛り一杯、集めました。

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 今年も大粒の実がたくさんなりました。つやつやした鬼皮には張りがあって、持ち重りがします。

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 見るからにおいしそう…ですが、ひとまず皮を剥いて下ごしらえをしなくては。

 熱い湯に浸けて皮を柔らかくします。

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 鬼皮が多少フニャけてきたところで、栗の皮剥き専用グッズ「栗くり坊主」の登場です。

 レシピ本には「包丁で根気よく皮を剥きましょう」と書いてありますが、「栗くり坊主」を使えばバリカン感覚で栗の実をザクザク切り取れるため、スピーディかつ無駄なく処理できます。

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 しかも外側の鬼皮のみならず、中の渋皮も一挙に剥がせるので手間が省けます。

 栗の実を収穫カゴから取り出して、栗くり坊主でチョキチョキすること2時間半。さすがに肩が凝ってきました。

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 今日のところはここまでにしようと思いカゴの中身を確認すると、まだ半分以上残っています。いやはや。

 ひとまず、皮を取った実は水を張った鍋に2~3時間ほど浸けてアク抜きしました。

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 ザルに上げて水を切り重さを測ると、2キロ強あります。

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 200グラムほど取り分けて栗ご飯を炊き、残りは表面を乾かしてビニール袋に小分けし、冷凍にしました。

 これだけあれば当分、栗三昧かな。


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テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

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「栗くり坊主」

おっ、小布施の再来ですか?

やはり昔から皮むきは大変な労力なのですね。
なにか革命的な機会があればいいのですが、
写真を見て変わらないなというのが感想。

あんな栗菓子が眼の玉飛び出るほど高いので
びっくりしましたが、加工過程が大変なので
あの価格になるのだと痛感、
小布施では皮むきの新兵器はなかったのでしょうか?
あの形から見るとかなり丁寧にむいているきがするのですが…

忙しい時には栗の皮むきなんぞせずにクリも放置状態でした。

Re: 「栗くり坊主」

> 小布施では皮むきの新兵器はなかったのでしょうか?

たしかに何か秘密兵器がありそうですけど、小布施でも見つかりませんでした!
プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

その後、縁あって畑付きの田舎家をゲット。現在は山中の古民家と里の家とを行き来する日々です。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

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