和洋折衷の民宿の軒下は、ツバメたちの集合住宅?

2015052401.jpg

 ある日の午後のこと。大王わさび農場の近くを散歩していて、急にそばを食べたくなりました。

 田んぼの真ん中に「そば処」の看板が立っていたので行ってみると、街道沿いに3階建てぐらいの大きな建物がありました。

ごぼーでん
ビジネス民宿・そば処


 はて?ここは蕎麦屋なんでしょうか?それとも民宿

 道路に面して観光バスが何台も停められそうな駐車場が用意されています。

 母屋はその奥。北アルプスを背にどっしりとした重厚な建物がそびえ立っています。

 面白いのはその造作です。1階部分が壁面に煉瓦を貼り合わせた洋風なんですが、2階から上はなぜか古民家風

 「建物の上下で和洋折衷」とでも言いましょうか。ありそうでなかなかない不思議なデザインなのでした。

【→ Googleストリートビューで見る ←】

 好奇心をそそられて洋食屋風のエントランスにたどり着いたのですが、あいにく午後の休憩時間中で、お目当てのそば処は閉まっていました。

 残念!いずれ出直すつもりで一歩、エントランスの外に足を踏み出した瞬間、眉間の先をシュッ!--黒くて鋭利なモノがかすめ飛んで行きました。

 反射的に立ちすくんで周囲を伺うと、数羽の小さなツバメが空を切ってひっきりなしに飛び交っているのでした。

2015052402.jpg

 見れば「ごぼーでん」の軒下には、幾つものツバメの巣ができています。

 子育て中の巣もあれば空のもあるといった具合で、さながらツバメの集合住宅です。

 巣立ったばかりの1羽のツバメが、玄関先の照明器具の上に止まってこちらを不思議そうに眺めていました。

 腹を空かしたニンゲンのオヤジが物珍しかったのでしょうか。

2015052403.jpg



人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  



テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

鳥の巣?いえ“宿り木”でした

2015052001.jpg

 神明造(しんめいづくり)の本殿が国宝に指定されている仁科神明宮(にしなしんめいぐう)を訪ねた帰り道のこと。

 ふと街道沿いの古木を見上げると、高い枝の中程にくす玉のような形の“繁み”ができているのに気づきました。

2015052002.jpg

 まだ芽吹いていない枯れ枝状態のところに、緑色のくす玉があっちにもこっちにも。

 全部で10玉ぐらい確認できました。

2015052003.jpg

てっきり猛禽類の巣だとばかり思って調べたら、なんと!「ヤドリギ(宿り木)」だったんですね、これが。

 ヤドリギ--名前は知っていましたが、まさかこんな真ん丸な植物だとは…。

2015052004.jpg

 蛾の幼虫に取りついて養分を吸い尽くす冬虫夏草のようなものを勝手に想像していました。

 じつはヤドリギも、大木の枝に根を浸潤させて、それなりに栄養を吸っているらしいのですが、そのやりかたが“ほどほど”なんだとか。

 寄生している木を弱らせない程度に巧みに養分を啜っているんだそうです。

 ヤドリギは常緑植物。宿主が冬、葉を落とした後も青々としているので、西洋では生命力の象徴として珍重されてきたようです。

 たしかに緑のエネルギーを感じさせる、“樹上のマリモ”のようなフォルムですね。




人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  



テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

春は安曇野 古民家も春

 春はあけぼの、じゃなかった春は安曇野

 --そう言いたくなるほど、ここ安曇野の春は新緑とアルプスの雪解け水に恵まれて色鮮やかです。

 一帯に点在する古民家も、冬の寒さから息を吹き返したように生き生きとしてきます。

 たとえば、こちら大町市の茅葺き屋根の家。

2015051701.jpg

 煙突から煙が棚引いているのは炊事の最中でしょうか。

 まんが日本昔話の一コマみたいな光景です。

2015051702.jpg

 一方、山里の我が家の庭では、ようやく花が咲き始めました。

2015051703.jpg

 花蘇芳(ハナズオウ)がちょうど見頃ですが、欅(ケヤキ)や栗の木はまだ芽吹いたばかり。

 日に日に濃くなる緑を眺めて、春の訪れを実感しています。

2015051704.jpg




人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  



テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

タラの芽、摘んで天ぷらにしようかな

2015051401.jpg

 家の周りを散策していたら、これまでノーマークだったタラノキを発見。

 タラの芽が、いかにもおいしそうに、

採ってください!食べてください!

 と言わんがばかりに空に向かって屹立していました。

 これはもう天ぷらにするしかないでしょう。思わぬ春の恩恵でした。

2015051402.jpg



人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  



テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

田植えの季節。田んぼが水鏡に

 田植えの季節がやってきました。

 こちらは大町の田んぼです。水が引き込まれた水田はまだ全体の半分ぐらいでしょうか。

2017051001.jpg

 一方、安曇野市ではほとんどの田んぼに水が引かれ、耕耘機が行き交っています。

 早いところでは田植えも始まっているようです。

2017051003.jpg

 で、こちらは大王わさび農場近くの風景。田んぼと言うよりみたいですね。

2017051002.jpg

 少し山裾を上ると、ご覧のような光景も。穂高の水田に映った北アルプスです。

2017051004.jpg

 田んぼが水鏡になるのは、田植え前のほんの一時だけ。毎年のことながら、見飽きない景色です。



人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  



テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

なんという生命力!倒れたモモの木の花が満開に

2017050701.jpg

 里の家の果樹園を見て回っていたら、桃の花が地面すれすれのところで咲いているのに気づきました。

 しだれ桃じゃなかったはずなのにヘンだなと思って見に行くと、斜め下方向に伸びた大きな枝の1本が付け根のあたりで裂けるようにして折れ、地面に垂れ下がっているではありませんか。

 しかも、その垂れ下がった枝の先に、鮮やかなピンク色の花がびっしり密生して付いているんです。

2017050704.jpg

 付け根の傷口を検めてみてびっくり。裂け目はかなり深く、“首の皮1枚”ほどを残してほとんど千切れそうな状態でした。

2017050703.jpg

 そういえば、今年の冬、何度か嵐がやってきて老木が数本倒れました。この桃の木も、風雪に耐えかねて枝が折れてしまったのでしょう。

 それにしても、なんという生命力。よくまあ花を咲かせたものです。

 剪定するのも憚られて、しばらく見惚れてしまいました。

2017050702.jpg




人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  




テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

シレネの花壇からつくしんぼがスクスクと…

2017050401.jpg

 玄関先の小径に沿って、シレネの花が咲き広がっています。

 よく見ると、群生するシレネの隙間から小さな薄茶色のがにょっきり、にょっきり。

2017050403.jpg

 つくしんぼです。

 安曇野の里はすっかり春めいてきました。

2017050402.jpg



人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  




テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

雪平鍋の柄がポロリ。でも大丈夫でした!

2017042901.jpg

 長年、愛用していたステンレス製の雪平鍋(直径20センチ)の柄が、先日、ポロリと取れてしまいました。

 1年ぐらい前から付け根のあたりがグラグラしてきて、危ないなぁと思っていたんですが、鍋本体から木ネジが飛んだ拍子に木製のハンドルがスポンと抜けてしまったんですね。

 抜けた柄の先を見て納得。黒く煤けて一部が炭化していました。

 ガスコンロはもとより、囲炉裏からIHまでありとあらゆる加熱器具に掛けて酷使してきた結果でしょう。十分、元を取ったと言えばそのとおりかもしれません。

 でも、鍋そのものはまだまだ使えます。ハンドルがダメになったからと言って捨てるのは忍びないと思い、ダメ元で木製の柄をネットで探しました。

 すると驚いたことに売っているんですねぇ、これが。

2017042902.jpg

「雪平鍋 柄」でググったら、amazon、楽天、Yahoo!ショッピング、ヨドバシ…何とどこでも鍋のハンドルを販売中でした。しかも1本500円前後と、お値段もリーズナブル。

 さっそく、amazonで「ステンレス雪平鍋取替ハンドル (大) 20・22cm用」をポチしました。

 ちなみにお値段は送料込みで498円。翌日、宅配された取替ハンドルはジャストサイズでした。

2017042903.jpg

 いやはや、こんなモノまで買えるとは。ネット通販は田舎暮らしに欠かせません。

2017042904.jpg



人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  




テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

太古のトラクターは「前16段/後4段変速」って、それ、一体何だ!?

2016121101.jpg

 我が家のガレージに眠っていた、太古のトラクター「クボタL3001」

 バッテリーが上がってしまい、ウンともスンとも言わない状態だったので、ディーラーにメンテナンスをお願いしたことは、前回、書いたとおりです(太古のトラクターをオーバーホールして、畑へGO!)

 ディーラーから戻ってきた巨体にまたがり、イグニッション・キーを回すと、エンジンは一発でかかりました。

 よしよし。ギアやブレーキの調子もよろしいようで、「直してもらって良かった!」と納得した次第です。

2016121104.jpg

 ですが、営業マンから渡された請求書を見て仰天。整備費と部品代一式で15万円と書いてあるではありませんか!

 外車の車検代じゃないんだから…と、当初は途方に暮れましたが、クヨクヨしてても始まりません。せっせと畑を耕して元を取ればいいや、と気持ちを前向きに切り換えました。

 とりあえず運転席に座ってハンドルを握り、畑に向かって出発進行!…と胸は高鳴ったのですが、はて、アクセルはどれ? ブレーキはどこ? シフトレバーみたいなモノが床からニョキニョキ何本も生えてますけど、これって何?

 運転の仕方が全然わかりません!


 帰りかけていた営業マンを引きとどめて、操作のイロハを教えてもらいました。

2016121105.jpg

 何しろギアが前進8段、後退2段もあるんです。各ギアはHi/Loの切り換えが可能で、つまりは前16段/後4段変速という、見たことも聞いたこともないシロモノだったんですね。

 忙しい営業マンをその場で掻き口説き、講習料を支払う約束で運転方法から畑の耕し方までじっくりコーチしてもらいました。

 おかげで取り回し方は一通り理解しました。プロのお百姓さん並みに(とまでは言いませんが)畑を鋤き込むことも、なんとか一人でできるようになりました。

 今年は16段変速の極意をマスターしたいと思っています。

2016121106.jpg




人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  



テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

太古のトラクターをオーバーホールして、畑へGO!

2016121101.jpg

 里の家を前オーナーさんから引き継いだ昨年初めのことです。古びたガレージのシャッターを開けて仰天しました。

 ガレージの隅に古いトラクターが1台、鎮座ましましていたんです。

 前のオーナーさんから「使える耕耘機があるよ」という話は聞いていたんですが、まさかこんなにデカイ機械だったとは!

 しかもこれ、耕耘機じゃなくてトラクターなんですけどね。

2016121102.jpg

 試しにイグニッションキーを回しましたが、ウンともスンとも言いません。とっくの昔にバッテリーが上がってしまったんでしょう。

 全体に古ぼけてはいますが、ざっと点検したところ部品の欠落や目立った腐蝕はなさそうです。それなりに手入れをされてきた様子がうかがえます。

 小さな耕耘機でエッチラオッチラ耕すことを考えたら、こいつで一気に鋤(す)き込んじゃったほうが断然、畑仕事は楽なはずです。

 そんなわけで、製造元のクボタのディーラーに連絡してメンテナンスに出すことに決めました。

 ところがどっこい。

 やってきた営業マンは、一目見るなり、

「うわぁ、これは年代物ですね!」

 驚きの声を上げて、

部品があるかなぁ~」

 眉間に皺を寄せて考え込んでしまいました。

 それもそのはず、このトラクター、クボタ製というだけで製造年度も基本スペックもな~んにもわからないほど古かったんですね。

 やってきた営業マンも、

「たしか実家のじいちゃんがこれと同じのに乗っていましたねぇ」

 と言うばかり。

 部品がないから直せないと言われたらお終いなので、拝み倒して工場へ運んでもらいました。

 数日後、

「中古の部品が見つかったので、何とかなりそうです」

 という頼もしい連絡が入りました。そこでバッテリーとオイルの交換だけでなく、錆取りや腐蝕しかけた部分の溶接まで、まとめて依頼しました。

 1ヶ月後、戻ってきたのがこちら。クボタL3001です。

2016121103.jpg

 ネットでググっても正確な諸元はわかりませんでしたが、どうやら1976年頃に製造された30馬力4気筒のディーゼル車らしい、ということまで突き止めました。

 1976年といえば、ロッキード事件が起きた年。初代ホンダ・アコードが発売され、海外ではボンド・カーに採用されたロータス・エスプリや、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンが颯爽と登場した年です。

 その同じ年に、このトラクターは産声を上げたんですね。

 いやはや、たまげた。クルマだったら自動車博物館に陳列されていても不思議じゃないのに、こいつときたら40年間、畑で泥まみれになりながら今日に至ったのです。

 ミョ~な感動を覚えてキーを回すと、エンジンは一発でかかりました。よしよし。ギアやブレーキの調子もよろしいようで、「直してもらって良かった!」と納得した次第です。

2016121106.jpg




人気ブログランキングへ  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ  にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ  
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。



  



テーマ : 信州
ジャンル : 地域情報

プロフィール

あづみ

Author:あづみ


都会から安曇野の古民家に親子3人で移住しました。夏涼しく、冬は想像を絶する寒さですが、ハラを括って暮らせば何とかなるものです。

安曇野に興味のある方、また古民家に暮らしたいと思っていらっしゃる方、よろしかったらお立ち寄りください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブログランキング
ブログランキングに参加しています。クリックをお願いします。
人気ブログランキングへ

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 古民家暮らしへ

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 安曇野情報へ
本文検索キーワード
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR